Huawei Ascend Huawei Ascendの概要

Huawei Ascend

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 06:29 UTC 版)

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概要

2010年に発表された最初のAscend、続く2011年に発表されたAscend IIは、それまでのIDEOSシリーズと同じくチープな新興国向け端末のひとつに過ぎなかった。状況が大きく変わるのは2012年、1月に米国ラスベガスのCESで世界最薄を謳うスマートフォン「Ascend P1 S」を発表[1]したのに続き、2月にはMWC2012に合わせる形で世界最速を謳うスマートフォン「Ascend D quad」を発表[2]、一躍世界のトップメーカー入りを果たした。これには同社傘下のHiSiliconがクアッドコアSoC「K3V2」の開発に成功したことが大きく、以降HiSiliconのSoCはAscendシリーズにほぼ独占供給されている。

"Ascend"は「上昇する」を意味し[3]、続く文字は端末の位置付けを現す[4]

  • D - Diamond
  • P - Platinum
  • G - Gold
  • Y - Youth

この他、2013年1月にはサムスン電子のGalaxy Noteに対抗した大画面のAscend Mate(アセンド・メイト)シリーズと、Windows Phone OSを採用したAscend Wシリーズを追加、2013年12月には低価格で高性能なXiaomiのRedmiに対抗してWebに販路を絞ったAscend Honor(アセンド・オナー)シリーズを拡大[5]、2014年12月にはファブレットの流行を汲んだAscend GXシリーズを追加するなど、意欲的に競合他社へキャッチアップしている。

2015年4月に発表されたP8からは"HUAWEI"ブランドを推すブランド戦略に変わったため、以降"Ascend"ブランドを冠するスマートフォンは発表されていない。

関連項目

  • NTTドコモ
    • Huawei Ascend HW-01E - Huawei Ascend D1のローカライズモデル[4]
    • Huawei Ascend D2 HW-03E - Huawei Ascend D2のローカライズモデル
  • イー・モバイル
    • GS03 - Huawei Ascend P1のローカライズモデル[4]
    • STREAM X GL07S - Huawei Ascend P2のローカライズモデル
    • STREAM S 302HW - Huawei Ascend P6 Sのローカライズモデル

脚注

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出典




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