AH-K3001V 京ぽんという愛称

AH-K3001V

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/04 16:17 UTC 版)

京ぽんという愛称

AH-K3001V

「京ぽん」という愛称は、もともと2ちゃんねるの携帯板で生まれたものである。初のAirH" Phone(当時)であるAH-J3001V/3002Vには、"エアーエッジフォン"がなまった「味ぽん」という俗称があった。そして「京ぽん」とは京セラ製のエアーエッジフォン、すなわち京セラ+味ぽんを意味している。

当初はもちろん一部ユーザー間で使われる隠語だったが、やがて『京ぽんの本』など市販の書籍でも使用されるようになり、ついにはDDIポケット(当時)でも配布用の小冊子にも使われる準公式的な愛称となった。

2005年4月に「京ぽん」は京セラにより商標登録が出願された。理由として、他社によりこの愛称が商標登録されることを防ぐ意味合いがあると説明しており、すなわち悪意の第三者に濫用される事態への牽制を目的としている。京セラは「これまで通り愛称を自由にユーザーが使って欲しい」とコメントしている[2]

バリエーション

AH-K3001Vには、製造された当時の社名(DDIポケット、ウィルコム)により、デザインに若干の差異がある。

  • DDIポケット時代に製造されたものは、サブディスプレイ下部に「OPERA BROWSER & HIGH RESOLUTION DISPLAY AH-K3001V」の文字があり、テンキー下部に「AirH"」のロゴが入っている。
  • ウィルコム時代に製造されたものは、サブディスプレイ下部にウィルコムのロゴがあり、テンキー下部に機種名(AH-K3001V)が入っている。なお、シルキーレッドはウィルコム発足後にリリースされたため、後者のものしかない。

テンキーのフォントは、ホワイトとそれ以外で違ったものを使っている。

参考文献

  • 魚輪タロウ 『京ぽんの本』 毎日コミュニケーションズ、2004年。ISBN 4-8399-1581-4
  • 武井一巳 『京ぽんの本当に使える本』 ソシム、2004年。ISBN 4-88337-425-4
  • 有馬岳彦、小板橋英一 『京ぽんマニアックス!使いこなし裏マニュアル』 マガジン・ファイブ、2004年。ISBN 4-434-05122-9
  • 『私が京ぽんを使う50の理由』製作チーム 『私が京ぽんを使う50の理由』 株式会社アスキー、2005年。(非売品)
    • PR用として、店頭で配布された。
  • 久保内信行、タブロイド 『無料PHS携帯 WILLCOM 使いこなし(極)マニュアル!』 マガジン・ファイブ、2005年。ISBN 4-434-06197-6



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