101回目のプロポーズ 登場人物

101回目のプロポーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/20 06:19 UTC 版)

登場人物

矢吹家

矢吹 薫〈30〉
演 - 浅野温子
オーケストラのチェリスト。妹の千恵とマンションで二人暮らし。3年前、結婚式の当日に事故死した元婚約者・真壁のことが忘れられない。母親の強引な仕切で不本意ながらお見合いをし、達郎と出会う。断りを入れてもなんだかんだと食い下がってくる達郎を疎ましく思っていたが、達郎のひたむきさ、一途さに徐々に惹かれていくようになる。しかし達郎と婚約に至ったのも束の間、ひょんな事で知り合った真壁と瓜二つな藤井に惹かれ、達郎と婚約を破棄する。それでも諦めない達郎に冷たく当たり、突き放そうとするが真壁との違いが徐々に見えて来た事で迷いが出てきた末、「あなたあの人(真壁)じゃないのよね」と藤井のプロポーズを断る。といって達郎に戻るわけにはいかない、と悩んでいたが千恵に発破をかけられ、再度達郎の元へ走る・・・。
中国の映画版では、映画版のヒロインにチェロを教えており、達郎と夫婦になっている。
(薫本人は出演していないが、達郎の口から語られている)
矢吹 千恵〈20〉
演 - 田中律子
薫の妹。姉の薫を気遣い、達郎とのお見合いにも同席。二人の仲を応援する。純平と同じ大学、サークル。純平とはお互いに言いたいことを言い合い、時には口喧嘩もする気楽な仲。尚人に好意を寄せ、告白するも薫にプロポーズしていることを理由に断られる。そのために薫とは一時、口を利かなかったことがある。純平の事は好きでもないが嫌いでもない、といったスタンスだったが、兄思いの純平を見ているうちに気になる存在になっていったようである。
矢吹 孝夫〈56〉
演 - 小坂一也
薫と千恵の父。はじめは達郎のことを受け入れなかったが、婚約を決めてからは「娘をよろしく」と達郎に頭を下げた。印刷業を営む中小企業の社長で浜松に住む。娘の薫について、トンビがタカを産んだと親戚中からもてはやされたと達郎に自慢し、一緒に酒を飲むシーンがある。娘の薫は父のインクの臭いが大好きで、達郎という土木管理事務所勤務でルックスも良くない中年男性からの求愛に、薫が結婚を決意する潜在的背景をストーリーに提供している。

星野家

星野 達郎〈42〉
演 - 武田鉄矢
建設管理会社の万年係長。今まで99回もお見合いをしたが、すべて失敗[3]してきた。弟の純平とともに弁護士の息子であったが、若くして母を、2年前に父を亡くし、20歳年下の弟を養いつつ働く。自身も法学部を卒業したものの、弟に父の家業としての弁護士を継いでもらうことを期待しサラリーマンの道へ進む。のちに会社を辞職してからは、自ら司法試験に取り組む。
中国の映画版にも出演しており、薫と夫婦になっている。
ヒロインに薫のスカーフをプレゼントする。
星野 純平〈22〉
演 - 江口洋介
達郎の20歳差の弟で、法学部に所属する大学生。アニメ同好会の会長で、新入生歓迎シーズンに千恵が入会しようとしてきて懇意となる。兄の達郎と千恵の姉である薫とのお見合いが実るように奔走したり、達郎が侮辱されたりすると本気で怒る兄思いの一面がある。兄とはルックス、女性からの人気など対照的に思われがちではあるが、一方で好きな涼子に対しては途端にぎこちなくなり、チャンスを逃すといった「似てないようで似てる」(千恵談)面がある。少年野球の監督もしており、涼子への片思いを相談することで、徐々に千恵との間が親密になる。

薫の関係者

沢村 尚人〈27〉
演 - 竹内力
オーケストラのバイオリニスト。薫にプロポーズするも、元婚約者を忘れられない薫に断られる。初期の達郎の「ライバル」とも言うべき存在。しかし、達郎が薫との婚約を果たすと潔く負けを認め、薫と達郎の幸せを願う男らしさがある。後にドイツの楽団に誘われ、日本を出るが、その翌日が達郎の司法試験発表の日であった。
石毛 桃子〈34〉
演 - 浅田美代子
薫の親友。楽器店を経営しながらピアノ教室も主宰し、薫の内面を聞き出しつつ、アドバイスをする。達郎へは母性愛から、薫のことをあきらめるなと励ます役目。
真壁 芳之〈35〉
演 - 長谷川初範
薫の婚約者。結婚式の直前に交通事故で病院に担ぎ込まれ、手術のかいもなく死亡。ピアニストでショパン別れの曲を好む。東京近郊の真壁家の墓所に葬られる。

建設管理会社

岡村 涼子〈23〉
演 - 石田ゆり子
達郎と同じ会社の受付嬢。偶然、合コンの流れで純平の家(つまり達郎の家でもある)に他の仲間と遊びに来る。料理や洗濯の世話でしばしば家に来るが、ベスというだめな犬のペットに達郎が似ていることから好意を寄せていた。達郎にピアノを教えるが、実際は弟の純平と過ごす時間が多く、片思いをされるが気づかない。後に尚人を好きになりその理由を「レポート」にまとめてひたむきな思いをぶつける。最後には文通の約束をした。
渋谷 悟〈25〉
演 - 前田真之輔
達郎の部下で、達郎が会社を辞任してからも友人として付き合う。
関谷 祐子
演 - 岩田美香
涼子の友人で、達郎と部下の渋谷と共に会社の仲間。最後は渋谷と交際する。
早坂
演 - 佐戸井けん太
会社の部長。社長の息子という立場を利用して涼子にセクハラを行う。
藤井 克巳〈35〉
演 - 長谷川初範
達郎の上司。本来は達郎が課長に就く予定であったが、涼子から上役にセクハラを受けていることを相談され、腰が引けながらも意見をしたところ逆鱗に触れてその座をフイにし、代わりに藤井が課長に就いた。真壁に顔も声も生き写しで、大阪の支店から東京本社に転勤してきた後、街頭で達郎とデートして別れたばかりの薫と偶然出会う。達郎の行きつけのピアノバーを紹介され、そこで再び薫と出会い、薫と尚人の音楽演奏会に娘と共に参加することで正式な面識を得る。娘はミカといい(離婚後にも、自身で養育を続けている設定であったが、離婚理由である仕事への情熱優先とは、齟齬をきたしている)、桃子のピアノ教室に通うことで、薫との交際を深める。都心の管理人のいるマンションに住み、娘用の家政婦を雇う。離婚した妻はミカを取り戻そうとしている。婚約をした達郎から薫を一時奪う。

その他

薫のファン。薫の計らいによって彼が主催するパーティーに達郎も同席したが、その際に達郎を嘲笑う発言をした。
  • ピアノバーのバーテンダー - 佐藤幸雄
  • ピアノバーのピアニスト - 西村由紀江
  • 美加(藤井克巳の娘) - 田中友香里
  • 達郎の元婚約者 - 平淑恵
達郎が過去にお見合いし、挙式の日を迎えるまでに至った女性。挙式当日に逃げ出した事から破談になった。達郎と薫のデート中に偶然再会し、逃げ出した理由を告げた。

  1. ^ 武田鉄矢 『101回目~』で「僕は死にません!」の誕生秘話
  2. ^ 新語・流行語大賞”. 自由国民社. 2021年9月23日閲覧。
  3. ^ そのうち100回目のお見合いで出会った女性(演・平淑恵)とは婚約し挙式に至ったが、挙式当日に彼女に逃げられた事から破談になった(未入籍)。
  4. ^ http://www.hakataza.co.jp/propose/[リンク切れ]
  5. ^ http://www.hakataza.co.jp/propose/intro/index.php[リンク切れ]
  6. ^ a b ドラマ『101回目のプロポーズ』、放送終了が早まる
  7. ^ ただし、設定をチェリストからアナウンサーに変更している。101回目のプロポーズ innolife.net (2012.2.4 03:14 (UTC) 閲覧) 参照。
  8. ^ 101번째 프러포즈 SBS. 2021年9月10日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m "출연". Daum. 2022年9月14日閲覧。
  10. ^ 以上は제작진 (朝鮮語) SBS公式サイト (2012.2.4 03:26 (UTC) 閲覧) より。






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