鬼剣舞
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北上・みちのく芸能まつりを初め、この地方の夏祭りなどで盛んに披露されるほか、小・中学校の運動会のアトラクションとしても演じられ、地元に根付いている。複数の踊り組団体がある(後述、鬼剣舞伝承系統、鬼剣舞伝承系図、参照)。1993年(平成5年)12月13日に代表的な北上市の岩崎鬼剣舞と滑田鬼剣舞の2団体・奥州市の朴ノ木沢念仏剣舞と川西大念佛剣舞の2団体が一括し、国の重要無形民俗文化財「鬼剣舞」として指定された。
- ^ そとから見てみる郷土芸能「鬼剣舞」ニッポン手仕事図鑑(2018年1月24日閲覧)
- ^ 「庭元(座元)」とは、芸道等で言うところの家元の事である。
- ^ 太鼓、笛、手平鉦等の囃子方を「おかど」と言う。
- ^ 現役の踊り手を「連中」と言い、現役から退き後進の指導にあたる者を「師匠」と言う。
- ^ 南下幅念仏剣舞では、踊り手の中心は青面(リーダー)、青面と白面は各1人しかいない。青面は阿形(蛇面)、他の面は吽形である。
- ^ 念仏剣舞の「身ごろ」の色、「平口袖(ひらくちそで)」の大きさ/色は踊り組によって違う。
- ^ 念仏剣舞の「胸当(むねあて)」の下地の色、模様は踊り組毎に違う。
- ^ 念仏剣舞はの多くは「タッツケ袴」をはく。岩崎鬼剣舞も「タッツケ袴」をはいていたが、昭和になってから広口袴に変更された。
- ^ 昭和初期まで刀は真剣を使用していたが、現在は模擬刀。
- ^ 念仏剣舞では腕抜きをつける。
- ^ 念仏剣舞では、金剛杵は基本的にはを腰に差し、踊りの流れの中で左手指に挟む。
- ^ 岩手県に伝わる代表的な念仏剣舞に、川西念仏剣舞(別名:川西大念仏剣舞、衣川念仏剣舞)(奥州市衣川下衣川) - 国の重要無形民俗文化財(1993年(平成5年)12月13日指定)、朴ノ木沢念仏剣舞(奥州市胆沢小山) - 国の重要無形民俗文化財(1993年(平成5年)12月13日指定)、がある。
- ^ 鬼踊れ!!芳文社ホームページ(2018年1月24日閲覧)
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