餃子 (ドラゴンボール)
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餃子の戦闘力
その後の戦闘力は不明だが、ベジータらの襲来の闘いで命を落とした後も、界王の下で修行している。アニメでは、その修行中にギニュー特戦隊のグルドと闘い勝利している。復活後も、人造人間との闘いに向けて天津飯と共に3年間修行はしていたが、天津飯に危険の方が大きいとその身を案じられ参戦しなかった。結果的に前線で闘ったのはベジータらの襲来の闘いまでとなった。
ゲームでの登場
ファミリーコンピュータゲーム『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』『ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』、スーパーファミコンゲーム『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』ではプレイヤーキャラクターの一人として登場。戦闘力はZ戦士の中では最弱だが、超能力は作品によっては相手の動きを1ターンの間完全に止めることができる。『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』ではカードとして扱われる。
格闘ゲーム作品ではストーリーモードなどでのサブキャラクターとしての登場にとどまっていたが、『ドラゴンボールZ Sparking!』にて本格的に登場。IFストーリーではグルドに対し「お前キモい、息も臭い、喋るな!」と暴言を発し、勝利後に倒れているグルドの頭を蹴る場面もある(敗北した場合は鼻をつまみながら「く、くさい、喋るな」と言う)。それ以降のシリーズでもグルドを嫌っており、『ドラゴンボール レイジングブラスト』のアニメオリジナルに当たるバトルでもアニメと違い、怖がるどころか強気な態度を取り、後半に入ると「お前思ってたより大したことない」と皮肉った。またヤムチャには親しげに接する一方、クリリンに対しては勝利すると馬鹿にする。
補足
身長138cmに設定されており、187cmの天津飯とは49cm差になるが、作中では設定よりも小柄の2、3頭身で作画されている。作画的には初登場時から多少身長が高くなった以外、容姿に変化は見られない。アニメでは、天津飯の回想シーンで幼少期もかかれるが、外見は全く一緒であった。天津飯のように大きくなりたいと思っている[1]。
非常に料理が上手く、『ドラゴンボールZ』139話では、カメハウスで亀仙人、ウーロン、ウミガメにラーメンを振舞い賞賛されていた。
アニメではホテルに宿泊する際には天津飯と共にクマのぬいぐるみと寝ているシーンがあり、劇場版『摩訶不思議大冒険』では悪夢を見て真夜中に付き人の天津飯を呼び出すなど、幼いキャラクターとして描写されている。
アニメ『ドラゴンボール』131話、132話では黒い瞳が赤くなり火山の噴火を予知した。
同じくアニメでは天津飯を追ってきたランチと3人で生活をしようとするシーンもあるが、ランチに常に「タコ!」と呼ばれ、餃子はランチに敬語を使い、天津飯が不在の時にはマシンガンを乱射されるなど二人の仲はあまり良いとは言えない状態だった。そんな中サイヤ人の来襲を知り、戦闘に参加することが決まると、天津飯と顔を合わせ安堵の表情を浮かべるシーンがある。
PlayStation 2用ゲーム『ドラゴンボールZ3』では天津飯に不意打ちに国語力を試されるシーンがあり、算数だけではなく国語も苦手と設定されている。
備考
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- 死の数は計3回。原作に限定すればクリリンと共に最多数だが、アニメ『ドラゴンボールGT』でクリリンは4度目の死亡を迎えている。
- 原作では餃子が勝利した試合や戦闘はない(内容では述べていないが第22回の天下一武道会では予選の対戦相手には勝利している)。アニメではグルドとの闘いで初勝利している。
- 原作では悟空と会話するシーンが無く(会話をしたのは天津飯、亀仙人、鶴仙人、クリリンの4人のみ)、主要戦士の中では唯一、悟空に対する呼称が不明(アニメ版では「悟空」と呼び捨て、『ドラゴンボール改』のみ「悟空さん」と呼んでいる)。
- アニメでは、上記の4人以外にも悟空をはじめヤムチャ[注 2]やチチ、ランチ、北銀河の界王、グレゴリーなどとも会話のシーンがあり、また、人造人間編や魔人ブウ編でも登場シーンがある。
- TVスペシャル『絶望への反抗!! 残された超戦士・悟飯とトランクス』の冒頭や『ドラゴンボールZ』164話におけるトランクスが自分の未来のことを回想するシーンにおいては、餃子だけ説明されず死亡する場面も描かれていない。ただし『ドラゴンボールZ』第122話ではトランクスの回想で一瞬だけ餃子が殺されるシーンがある。
- 『ドラゴンボール改』ではセル編以降敬語で話すようになっている。
注釈
出典
- ^ a b 冒険SPECIAL 1987, pp. 51, 「DRAGON BALL 徹底全激闘史 男の履歴書」
- ^ a b c d 超EGC 2009, pp. 26, 「第1章 キャラクターコレクション Heroes collection 12 餃子」
- ^ 大全集7巻 1996, pp. 86, 「第3章 キャラクター事典」
- ^ 冒険SPECIAL 1987, pp. 157–158, 「DRAGON BALL 天下一大事典」
- ^ FOREVER 2004, pp. 158, 「capsule column 5 キャラ名の由来を知りたい!」
- ^ 鳥山明「其之百十六 つくられた対戦表」『DRAGON BALL 第10巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1987年11月15日、ISBN 4-08-851840-3、118-119頁。
- ^ 『漫道コバヤシ』#015「伝説の編集者鳥嶋和彦さんと週刊少年ジャンプの歴史を学ぼうSP」2015年4月14日放送。
- ^ 大全集7巻 1996, pp. 150, 「第4章 技事典」
- ^ a b 大全集7巻 1996, pp. 124, 「第4章 技事典」
- ^ FOREVER 2004, pp. 53, 「第1章 HYPER BOUTS」
- ^ 大全集7巻 1996, pp. 130, 「第4章 技事典」
- ^ 後藤広喜(編)「創刊21周年記念奇蹟イベント2 究極戦士大集合!!カード」『週刊少年ジャンプ』1989年31号、集英社、1989年7月17日、6-8頁、雑誌29933-7/17。
- ^ 大全集7巻 1996, pp. 83, 「孫悟空戦闘力成長の軌跡」
- ^ FOREVER 2004, pp. 115, 「グングン伸びる悟空のPOWER!」
- ^ 超EGS 2009, pp. 64, 「エキサイティングコラム3 孫悟空の戦闘力解析」
- ^ 超史集 2016, pp. 52, 「DRAGON BALL SECRET FILE 週刊少年ジャンプ なつかしの特集ページ」
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