那須ゴルフ倶楽部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 01:20 UTC 版)
コース情報
- 開場日 - 1936年7月5日
- 設計者 - 井上 誠一・藤田 欽哉
- コースタイプ - 山岳コース
- コース - 18ホールズ、パー72、6,548ヤード、コースレート72.0
- グリーン - 2グリーン、ベント(ペンクロス)
- プレースタイル - 歩いてのラウンド、全組キャディ付き
- 練習場 - 6打席 180ヤード
- 休場日 - 無休(11月下旬から4月中旬までの冬期間はクローズ)[4][5]
ギャラリー
- コース - 「那須ゴルフ倶楽部」、コース俯瞰図
- ハウス - 「那須ゴルフ倶楽部」、施設概要
交通アクセス
鉄道
道路
エピソード
- 霞ヶ関カンツリー倶楽部のプロゴルファーは、暑い夏の期間、那須に出かけ那須ゴルフ倶楽部で練習し、冬の寒い期間、那須ゴルフ倶楽部の小針春芳プロは、霞ヶ関カンツリー倶楽部で練習した[7]。
- 那須ゴルフ倶楽部のコース設計は、井上誠一と藤田欣哉の共同設計といわれているが、事実上は井上誠一のソロデザイン第1号である[7]。
- 山岳コースである山野の20万坪の用地は、高低差が大きく、モッコとツルハシだけで、地形の高いところから工事を開始して、余った土量を下に落としながら工事を進めた。約30メートルの打ち下ろしホールの16番ホール、パー3はその名残である[7]。
- 作家の獅子文六は、那須ゴルフ倶楽部が好きだった、「ゴルフだけならどこでもやれる。泊りがけでこの山奥にやってくるのは、クラブライフを楽しみたいからだ」と書いている[7]。
- 那須ゴルフ倶楽部は、コースが出来上がる前にクラブハウスとロッジを建てた、ゴルフよりゴルフライフなのである。戦前は、奥さんたちが家族会員になって、クラブハウスでお喋りを楽しんだ。現在でも、メンバーラウンジは夜10時でも賑わっている[7]。
- 古くは、夏季に、1番ホールと9番ホールの間で、メンバーの子ども達の運動会を行ったという記録が残っている[7]。
脚注
- ^ a b c 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「那須ゴルフ倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2020年11月6日閲覧
- ^ a b 「那須ゴルフ倶楽部」、歴史、2020年11月6日閲覧
- ^ a b 「那須ゴルフ倶楽部」、ゴルフダイジェスト、ゴルフ場詳細、2020年11月6日閲覧
- ^ 「那須ゴルフ倶楽部」、、2020年11月6日閲覧
- ^ 「那須ゴルフ倶楽部」、ゴルフコース ランキング クラブ、2020年11月6日閲覧
- ^ 「那須ゴルフ倶楽部」、交通、2020年11月6日閲覧
- ^ a b c d e f 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「那須ゴルフ倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2020年11月6日閲覧
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