観音院 (堺市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/24 15:29 UTC 版)
歴史
天平年間(729年-749年)に行基による開基と伝わり、阿弥陀如来を本尊とし厳室山極楽寺と号した。
空海が滞在した際、十一面観音を彫り当寺に安置し、寺号を現在の岩室山観音院と改めたとされる。
当初の大伽藍は度重なる戦火で灰燼に帰したが、阿弥陀如来や十一面観音はその度に難を逃れ、慶安3年(1650年)に三度目の本堂を建立し、現在に至る。
文化財
- 大阪府指定文化財
行事
- 星祭会(節分)
- 初午祭(2月)
- 釈尊降誕祭・花祭(4月8日)
- 千日法会(8月10日)
- 観音講例祭(毎月18日)
脚注
参考文献
- 『和泉西国三十三所めぐり ふる里の観音さま』和泉西国会
- ^ “十一面観音立像(観音院)”. 堺市. 2019年7月31日閲覧。
- ^ “阿弥陀如来坐像(観音院)”. 堺市. 2019年7月31日閲覧。
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