真理関数 定義

真理関数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 16:29 UTC 版)

定義

真理関数を定義する為に次の 2 つの記号を用いる。

  1. 真な命題を表す記号 :
  2. 偽な命題を表す記号 :

L とだけから成る集合とし、n を自然数とする。そのとき、n 個の L の直積 から L への写像を n 変数の真理関数という。

主な真理関数

1 変数の真理関数 ¬ と 2 変数の真理関数 ∨、∧ とはそれぞれ以下の等式で定義される。ただし、ABL の元の変数である。

AA∨BA∧B をそれぞれ、A否定AB との論理和AB との論理積という。n 変数の真理関数は全部で 個ある。

真理値表

真理関数の定義を真理値表という表を用いて示すことがある。

¬ の真理値表
A A
∨ の真理値表
A B A∨B
∧ の真理値表
A B A∧B

真理値表は次のように見る。¬ の真理値表の第 1 行は 「 A = であるとき、¬A = である 」 を意味する。∨ の真理値表の第 2 行は 「 A = B = であるとき、A∨B = である 」 を意味する。∧ の真理値表の第 3 行は 「 A = B = であるとき、A∧B = である 」 を意味する。




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