牙狼-GARO- -VANISHING LINE- ホラー

牙狼-GARO- -VANISHING LINE-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 04:55 UTC 版)

ホラー

特記のないものは公式サイトの解説による。

素体ホラー
第8話などに登場。人間などに憑依する実体化前のホラー。
ラッセルシティの地下にてソフィとメイファンを襲撃したほか、エルドラドでは人間そのものをゲートに出現した。
セルヴィエル
第1話に登場。目のない顔を持つ全身に女性の乳房状の物体を無数に生やし、女性ばかりを捕食するホラー。
獲物を貯水槽に追い込むもソードに阻止され、討滅された。
オブセシアン
第1話に登場。気まぐれで滅多に客を取らない、「ムーンウィザード」の名で知られる敏腕占い師・リカルド(声 - 梶裕貴)に憑依して出現した。
オブセシアンに憑依される前からリカルドは幾多の殺人に手を染めており、憑依された後はラッセルシティを騒がせる連続失踪事件の元凶として、インターネットを用いて集めた赤い髪の女性を捕食していた。
ソフィを自身の「館」に誘き寄せ、喰らおうとしたところをソードに阻止されて追い詰められ、顔の下に口を持つ巨大な正体を現すが、鎧を召還したソードによる牙狼剣の一撃で四肢を切断されたあと、タンクローリーに突っ込み、爆炎に包まれながら討滅される。エルドラドの情報を有するような口振りで話していたが、ザルバには「所詮はただの殺人鬼」と唾棄された。
ビーガンド
第2話に登場。かつて短距離走金メダルを得るが、看板の落下事故によって走れなくなった元陸上選手・ハーディー(声 - 髙階俊嗣)に憑依して出現した。
ハーディーは恋人にして介助人のエニス(声 - 小林沙苗)と共に車椅子でのリハビリ生活を送っていたが、走ることへの執着から自暴自棄となり、車椅子をゲートとして出現したビーガンドに憑依されてしまう。その後、健脚を与えられたことで欲求のままに街を走り回っては、目についた人間を捕食していた。
ソードたちとの戦いでは黒い裸の巨人のような正体を現し、魔導二輪による追跡を振り切るほどの走力を見せるが、ルークの遠距離狙撃で頭部を撃ち抜かれ、体勢を崩されたところに牙狼剣を受け、討滅される。
アグリゲート
第3話に登場。人工知能を搭載したCRT時代のデスクトップパソコンに憑依して出現した。
本体はコンピュータネットワーク経由の高い情報収集能力を持つが、コードを触手のように用いることはできても拠点のビルの一室から移動することはできないため、チンピラのダミアン(声 - 木内秀信)をそそのかして成り上がりを能力で助け、彼に敵対するギャングたちを餌としてビルへ拉致させては捕食していた。潜入してきたジーナを無数のコードで追い詰めるが、彼女の策でソードに裏をかかれて本体を破壊され、コードだらけの巨大な姿を現したところを討滅される。
なお、いずれは餌にされるとジーナに分析されていたダミアンは、後日にギャングからの報復で殺害されたことが報じられた。
ラングリエン
第4話に登場。温厚な外面とは裏腹に嫉妬深くDVを振るう神父のリプリーに苦しめられていた、彼の妹・マリー(声 - 松谷彼哉)に憑依して出現した。
ソードの行方を求めて来訪したソフィの若さと美貌への執着も見せ、地下室に逃げ込んだ彼女の目の前でかつての自分のように監禁した上で拷問して殺害したリプリーの腐乱遺体を喰らい、全裸の全身を裏返しにして両腕の刃でクモのように四足で這いずり回る正体を現す。
ソフィに襲いかかったところを駆けつけたソードに迎撃され、教会を舞台に交戦するも、ソフィに鐘を落とされたことで生じた隙を突かれ、討滅される。
スラビー
第5話に登場。資産家を対象に相談を受けたり子供を預かったりしていた資産家のレディ・ヴィオラ(声 - 斉藤貴美子)に憑依して出現した。
飼い猫などに化けた複数のホラーを操るも、それらがすべて自分の触手であることを自覚しておらず、本人は「ホラーを操る指輪を行使している人間」だと思い込んでいた。ヴィオラは若かったころに行った悪魔召喚の儀式で現れたスラビーに憑依されており、脱走した子供や行方不明となった我が子を心配する親を捕食していたが、ソードやソフィと共に資産家一家を装ったジーナの策でソードに肉体関係を迫った隙を突かれて真実を暴かれ、腹を縦に裂く巨大な口を持つ溶解した正体を現す。
ジーナに襲いかかった直後、駆けつけたソードに背中を貫かれ、討滅される。
ウノンベラ
第6話に登場。古びた映画館に憑依して出現した。
アグリゲートと同様にその場から動けないタイプであり、「L-13」の席に座った人間にその者の過去にまつわる幻覚を見せ、臓物内に巨大な単眼が覗く正体のフィルム内へ取り込んでから一飲みにして捕食する。その方法から「毎晩人が消える」という噂になっており、調査に訪れたルークをも捕食しようと取り込むが、自分なりの調査で情報を得たソフィを介して駆けつけたソードがルークに現実を突きつけたことから、捕食寸前に覚醒した彼とソードの同時攻撃で討滅される。その直後、映画館も丸ごと消滅した。
ポーン
声 - 高瀬右光
第7話に登場。ビショップの先兵。キングに従属したホラー。三剣の指示を受け、さまざまな場所で暗躍する。
教育機関向けのツアーコーディネーターを装って、カタリナホームを訪れ、シスターに接近する。ホラーの餌にするため、「事情が変わった」と子供たちを連れ去ろうとするが、そこでシスターが応戦し、巨大な虫のような本体を現す。三剣の真の目的であったソフィに手を出そうとしたため、駆けつけたナイトによって討滅される。
ゲルマ
第10話に登場したサラリーマンに憑依していたホラー。2人の騎士の戦いで荒廃化したラッセルシティで救助活動を行っていたレスキュー隊員を襲った。
巨大な口を広げ、隊員を捕食しようとするが、ルークによって討滅される。
アグレガ
第10話に登場。赤い三つ目や淀んだ黒い体躯を持つ集団で動くホラー。
俊敏な動きで、ホラー狩りに訪れた一家を襲うが、ルークによって討滅される。
アルフィル
第11話に登場。ビショップの配下。
西部の田舎町「サン・デル・ディオス」を守る若い保安官・アルフィル(声 - 木下浩之)として人々から厚い信頼を得る一方、町をホラーの餌場として統括していた。ビショップの策によってソードを連続少女誘拐犯に仕立て上げ、町の人々を銃器などで武装させた自警団としてソードの排除に扇動する一方、酒場の女主人のナタリア(声 - 林真里花)にソードからの救出という名目でソフィを拉致させようと目論むが、ソードとソフィへの合流に現れたジーナの介入によって失敗し、筋骨隆々の身体にテンガロンハット手錠に似たパーツ、象のように伸縮する左腕や爪を持つ正体を現す。最後はソードに正面から斬られ、討滅される。
なお、一連の扇動から討滅に際して町は破壊されたが、ジーナが事前に人々を結界へ避難させていたため、犠牲者は出なかった。
ラスタパンジェ
第12話に登場。ラッセルシティで経営していた会社の倒産を経て、現在は西部の辺境でモーテルを経営しているマシュー(声 - てらそままさき)の、裕福だった当時への執着心という陰我に呼び寄せられて出現した。
液状の身体で地下の貯水タンクに潜む一方、マシューに誘われて宿泊した客のもとへ水道管を経てシャワーから出現しては捕食し、マシューが客の金品を奪ってはシティに戻るための資金として貯蓄していた。
宿泊したソード一行に対し、まず入浴中のソフィとジーナに襲いかかるも失敗したため、マシューを捕食して液状のまま人型を模した巨大な正体を現す。最後はジーナの法術とソードの斬撃を受け、討滅される。
なお、正体を現した際にモーテルは破壊されたが、マシューの妻のサラ(声 - 木村香央里)と息子のジョージ(声 - 鈴木裕斗)は、ジーナの法術によってモーテルの破壊とマシューの死を竜巻によるものと記憶を改ざんされた。
ナムレス
第14話に登場。「封印の地」で闇に堕ちた元魔戒騎士が変化したホラー。鎧を着たままホラー化したのか、その意匠が残っている[8]
「封印の地」を訪れたルークと交戦するが、彼の槍によって動きを封じられ、そのまま銃弾を浴び、討滅される。
ベゼル
声 - 松岡禎丞
第15話に登場。キングを倒すことでエルドラドを手に入れようとしていた野心家のホラー。
端正な二枚目の人間態の容姿とは裏腹に、残忍な性格を持つ。相手に自分の顔を植え付けることで一方的に分身として支配し、これを自身の体内にストックすることが可能で、分身はかすり傷程度ならすぐに回復する再生能力を持つ。分身を使役し自らも変態してクイーンと交戦するも戦いに敗れ逃亡するが、ナイトによって真一文字に斬られて討滅される。
ヘムリオ
第15話に登場。第32区にある食堂「CLUB VERA」を統括していたホラー。クラブのイベントでは司会を務め、そこを訪れた客を選りすぐって餌としていた。ベゼルと交戦するがクラブハウス内の大量のホラー共々敗れ、ガルエデン社の社屋に張られていた結界に押し付けられ、黒焦げになって消滅する。
魔界の食虫花
第15話に登場。クイーンが使役している魔界の植物。何でも食らう貪欲な性格である。小さな個体から、ビルを覆う巨大な個体まで様々なサイズが存在する。
クイーンがベゼルと交戦した際に彼女によって操られ、ベゼルの動きを封じ、絞め殺した。そして、ベゼルの躯体を依代に新たな花を咲かせた。
車両群
第17話に登場。ソードたちを襲った大量の車両。ホラー自体なのか、ホラーが運転しているのかは不明[8]
シスミス
第17話に登場。ビショップの配下。
飛行が可能なほか、棒状となって地上に落下することで攻撃を仕掛ける。
ソルカン
第17話に登場。ビショップの命でソードたちを襲ったホラー。
9つの首を持ち、地中から這い出るが、ソードによって全て討滅される。
ノルマ
第18話に登場。特殊部隊のようなホラー。
ガルエデン社の元社員たちを抹殺するため、重火器と暗視装置を武装し、集団で彼らを襲う。

  1. ^ a b チアキ役の声を演じるたかはしの発案によるもの[3]
  2. ^ a b 『紅蓮ノ月』に登場。
  3. ^ a b c d 『炎の刻印』に登場。
  4. ^ 第1話では、魔導二輪によるスピンターンを行いながら剣先を路面に当てて円を描いている。





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