漫才学校 映画版

漫才学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/28 14:44 UTC 版)

映画版

放送期間中の1956年から1957年にかけ、松竹京都撮影所の製作で3作の劇映画版「漫才学校」シリーズが製作・公開された。

  • 漫才学校 爆笑八人組(1956年7月22日公開 穂積利昌監督)[2][3] ※『漫才学校 第一部 一日校長の巻』とする宣伝資料もあり
  • 漫才学校 第二部 ガヤガヤホテル(1956年11月5日公開 穂積利昌監督)[4][5]
  • 漫才学校 第三部 ゴリラ大暴れ(1956年12月29日公開 穂積利昌監督)[6][7]

エピソード

  • 放送台本は「秋田實・作」とクレジットされたが、当初手がけられた秋田の台本は蝶々が見て「おもろない」ものばかりだったため、ほとんど蝶々自身や志摩八郎によって書かれることになった[1]
  • 開始当初は教師役[1]、のちに生徒役として出演した森光子はこの時期ABCの専属タレントであり、この番組で力を付け、同局制作のテレビ喜劇番組でも活躍。番組終了後の3年後に芸術座に引き抜かれ、東京へ進出するに至る。
  • 1978年10月29日放送の、秋田の一回忌追善特別番組『秋田實追悼記念番組 漫才・ばんざーい』(ABCテレビ)内で「復活」し、当時の若手漫才コンビらが生徒役で出演した。校長は片岡あや子(吉本新喜劇[8]

関連項目


  1. ^ a b c d e f g h i j k 読売新聞大阪本社文化部(編)『上方放送お笑い史』読売新聞社、1999年、pp.83-88。ISBN 4-643-98098-2
  2. ^ 作品データベース 漫才学校・爆笑八人組 松竹
  3. ^ 漫才学校 爆笑八人組 - KINENOTE
  4. ^ 作品データベース 漫才学校・ガヤガヤホテル 松竹
  5. ^ 漫才学校 第二部 ガヤガヤホテル - KINENOTE
  6. ^ 作品データベース 漫才学校・ゴリラ大暴れ 松竹
  7. ^ 漫才学校 第三部 ゴリラ大暴れ - KINENOTE
  8. ^ 足立克己『いいたい放題 上方漫才史』(東方出版 1994年)pp.168-171


「漫才学校」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「漫才学校」の関連用語

漫才学校のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



漫才学校のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの漫才学校 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS