戴冠式頌歌 戴冠式頌歌の概要

戴冠式頌歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/04 03:22 UTC 版)

エドワード7世戴冠式で聖別を受ける「古代の諸王の娘」アレクサンドラ王妃ヴィクトリア女王以来64年ぶりに挙行される戴冠式のために「戴冠式頌歌」は作曲された。
エドワード・エルガー
アーサー・クリストファー・ベンソン(Arthur Christopher Benson)

本作は6つのパートがある。

I - 導入部:「王が戴冠したまわんことを("Crown the King")」
II - (a) 「王妃("The Queen")」(b) 「古代の諸王の娘("Daughter of ancient Kings")」
III -「英国よ、自問せよ ("Britain, ask of thyself")」
IV - (a) 「聞け、神聖なる天空で("Hark upon the hallowed air")」(b)「ただ心が純粋になれ("Only let the heart be pure")」
V - 「平和、麗しき平和よ"Peace, gentle peace"
VI - 終結部: 「希望と栄光の国("Land of Hope and Glory")」



  1. ^ もともと戴冠式は1902年7月26日に予定されたが、その2日前に王に虫垂炎が発見され、緊急手術を受けることになった。そのため戴冠式は8月9日まで延期となった。
  2. ^ これには彼の友人オーガスト・イェーガーから、はっきりと反対のアドバイスがあった。
  3. ^ 声楽の楽譜はブージー社から出版された。
  4. ^ この部分はアレクサンドラ王妃はデンマーク王室出身であることをしめす。
  5. ^ アレクサンドラがエドワード7世に嫁いだ時にも同様に表現された。
    Sea King's daughter from over the sea,Alexandra!
    Saxon and Norman and Dane are we,
    But all of us Danes in our welcome of thee,
    Alexandra!
    (海の彼方よりいらっしゃる海の王者の娘、
    アレクサンドラ殿下!
    我らはサクソンノルマンデーン混血なれど
    殿下をお迎えするにあたり我らみなデーン人となれり、
    アレクサンドラ殿下!)
    「ようこそアレクサンドラ殿下(A Welcome to Alexandra)」アルフレッド・テニスン


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