媒剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/02 07:00 UTC 版)
媒剤(ばいざい)は、絵具やインクの色素を基底材に押し広げる成分である、展色材(てんしょくざい)[1]、ビークル(vehicle)。更には、水[1]やターペンタイン[2]など、展色材ではない溶剤単独のものを指す場合もある。文献によってはメディウム(medium)の訳語としているが、異なる説明をする文献もある[3]。近似の語に媒材があるが、こちらも異なる概念として説明する文献[1][4]がある。
- ^ a b c 『絵画技術入門―テンペラ絵具と油絵具による混合技法 (新技法シリーズ) 』 佐藤 一郎 著 美術出版社 1988.11 ISBN 4568321468 ISBN 978-4568321463
- ^ 『大辞林 第二版』
- ^ 『絵具材料ハンドブック』 ホルベイン工業技術部編 中央公論美術出版社 1997.4(新装普及版) ISBN 4805502878
- ^ 『絵画技術全書』 クルト・ヴェールテ(Kurt Wehlte) 著 ゲルマール・ヴェールテ(Germar Wehlte) 著 佐藤一郎 監修翻訳 戸川英夫 訳 真鍋 千絵 訳 美術出版社 1993.03 ISBN 4568300460
- 1 媒剤とは
- 2 媒剤の概要
- >> 「媒剤」を含む用語の索引
- 媒剤のページへのリンク