壱岐市立一支国博物館 概要

壱岐市立一支国博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/06 01:23 UTC 版)

概要

長崎県埋蔵文化財センター

  • 博物館の1階部分に併設。
  • 長崎県全体の考古学研究の拠点として整備されたもので、壱岐島内に原の辻遺跡等の歴史遺産がとりわけ多いことから、全国でも初となる離島への設置となった。
  • 整理作業室の見学通路
    キッズこうこがく研究所
    「見せる」収蔵庫
    壱岐のゆるキャラ「人面石くん」(モデルは原の辻遺跡出土の人面石)
    展望台から沖ノ島を望む
    模擬発掘等の体験型学習により考古学についてやさしく学べることを目的とした「キッズこうこがく研究所」や発掘品の整理作業をガラス越しで見学できる観察路、これも全国の同種施設では初となるオープンタイプの「見せる」収蔵庫等があり、研究拠点のみならず考古学への関心を高めることを目的としている。

・また、長崎県立壱岐高等学校の東アジア歴史中国語コースへの支援活動を行っており、歴史学専攻は奈良大学主催全国高校生歴史フォーラムにおいて上位入賞を果たしている。

主な展示品

重要文化財(国指定)

  • 原の辻遺跡出土品(弥生時代)
  • 双六古墳出土品(古墳時代)
    • 金銅製単鳳環頭大刀柄頭(たんほうかんとうたちつかがしら)
  • 笹塚古墳出土品(古墳時代)
    • 金銅製杏葉(ぎょうよう)
    • 金銅製辻金具(つじかなぐ)
    • 金銅製雲珠(うず)
    • 金銅製轡(くつわ)
    • 金銅亀形飾金具
  • 高麗版大般若経(高麗初雕本)安国寺蔵 高麗時代

壱岐市指定文化財

  • 4165枚の銅銭が入れられた壺(中世~近世)

利用情報

  • 開館時間 - 8:45~17:30
  • 休館日 - 毎週月曜日(ゴールデンウィーク中と祝日は開館。月曜日が祝日の場合は翌日休館。12月29日~31日休館。)
  • 入館料 - 一般400円、高校生300円、小中学生200円(壱岐市民は一般300円、高校生以下無料。団体割引有)

  1. ^ 館長あいさつ”. 壱岐市立一支国博物館. 2015年4月27日閲覧。
  2. ^ 壱岐市立一支国博物館”. 株式会社乃村工藝社. 2015年4月27日閲覧。
  3. ^ 壱岐市立一支国博物館・長崎県埋蔵文化財センター”. 新建築 Online. 2015年4月27日閲覧。
  4. ^ 壱岐市立一支国博物館”. インターネットミュージアム. 2015年4月27日閲覧。
  5. ^ 壱岐市立一支国博物館・長崎県埋蔵文化財センター ”. www.kisho.co.jp. 黒川紀章建築都市設計事務所. 2020年10月9日閲覧。
  6. ^ a b 施設概要”. 壱岐市立一支国博物館. 2015年4月27日閲覧。


「壱岐市立一支国博物館」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「壱岐市立一支国博物館」の関連用語

壱岐市立一支国博物館のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



壱岐市立一支国博物館のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの壱岐市立一支国博物館 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS