台湾鉄路管理局EMU100型電車 編成一覧

台湾鉄路管理局EMU100型電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/04 07:32 UTC 版)

編成一覧

台北機廠の展示車両

EP100型のEP112は、ED100型が複数事故廃車となり不足することになったため、パンタグラフ等を撤去した上で、50EPD112に形式変更された[1]。また2009年の定期運用離脱の際に、50EP108、40ED105、50EP111、40ED106が登場時の塗装に戻された[2]

現在では、3編成15両が運用可能な状態である他は、全て休車または廃車されている。内訳は以下の通り。

運用編成
編成番号[要出典]
← 高雄、台南、台中
台北、基隆、花蓮 →
50EP100 55EM100 40ET100 40ET100 40ED100
1 EP101 EM101 ET123 ET126 ED112
2 EP106 EM109 ET125 ET102 ED111
3(塗裝復元車) EP108 EM112 ET105 ET108 ED105
休車編成

50EP110のみ七堵調車場に、残りの車両は、2012年に台北機廠と縦貫線の連絡線が寸断される前に台北機廠に回送され、現在も構内に留置されている。

編成番号[要出典]
← 高雄、台南、台中
台北、基隆、花蓮 →
50EP100 55EM100 40ET100 40ET100 40ED100
1 EP102 EM108 ET120 ET117 ED113
2 EP103 EM104 ET103 ET110 EPD112
3 EP104 EM111 ET107 ET109 ED101
4 EP105 EM113 ET114 ET115 ED104
5 EP107 EM106 ET106 ET111 ED103
6 EP110 EM102 ET104 ET122 ED107
7(復古塗裝) EP111 EM105 ET124 ET112 ED106
8 EP113 EM107 ET121 ET118 ED109
事故廃車(重大事故も参照の事)
  • 40ED110:1981年3月8日、頭前渓橋における脱線事故により廃車。
  • 40ED102、40ET101:1991年11月15日、造橋事故により廃車。
  • 40ED108:1994年3月18日、大肚北付近での衝突事故により廃車。
  • 55EP109:1994年6月22日、貨物列車への追突により廃車。
上述事故の関連で廃車された車両
  • 40ET116:樹林調車場から台北機廠に移送され、留置中。
  • 40ET113T、40ET119、55EM110、55EM103:廃車後、新竹貨物駅北側に移送され、2012年7月16、17日の2日間で解体。
土地公廟
  • 40ET115:2017年に台北機廠から桃園市の富岡基地へ搬送され[7]、富岡基地造成時に移転を余儀なくされた3つの土地公を祀る祠として活用される[8]

註釈

  1. ^ 時刻表や切符には「自強特快」、「電特快」と表記されることもあった。
  2. ^ 自強號追撞貨車 縦貫線嚴重誤點;副標題:十三乘客受重傷送院急救 電子儀器受損須送英檢修。1979/10/2《聯合報》3版
  3. ^ 事故当時、この区間は単線であり、列車交換の為に信号所が設置されていた。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r (繁体字中国語)Train Collection EMU100介紹”. 2012年3月22日閲覧。 アーカイブ 2021年8月15日 - ウェイバックマシン
  2. ^ a b c d e f g h i (繁体字中国語)自強號”. 悠遊台灣鐵道. 2012年3月22日閲覧。 アーカイブ 2011年12月19日 - ウェイバックマシン
  3. ^ a b c d e (繁体字中国語)流浪攝影記: 車種介紹-EMU100自強號”. 2012年3月22日閲覧。 アーカイブ 2013年12月3日 - ウェイバックマシン
  4. ^ a b (繁体字中国語)EMU100型自強號簡介”. 2012年3月22日閲覧。 アーカイブ 2013年12月14日 - ウェイバックマシン
  5. ^ a b (繁体字中国語)新阿霖車站:電車EMU100型” (1999年7月21日). 2012年3月22日閲覧。 アーカイブ 2020年11月22日 - ウェイバックマシン
  6. ^ (繁体字中国語)台湾鉄路管理局加裝ATP 遠端監視更安全”. 自由電子報 (2010年5月19日). 2012年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月19日閲覧。 アーカイブ 2012年12月5日 - ウェイバックマシン
  7. ^ (繁体字中国語)嚴文廷 (2017年8月7日). “【土地公罩台鐵】台鐵車廂變土地公廟 年底現身桃園富岡”. 鏡周刊. オリジナルの2018年8月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180826214413/https://www.mirrormedia.mg/story/20170807inv001/ 2017年8月7日閲覧。 
  8. ^ (繁体字中国語)鐵道路跑 跑過富岡基地 EMU100阿婆 土地公廟預定地” (2018年1月6日). 2018年8月26日閲覧。 アーカイブ 2023年4月4日 - ウェイバックマシン
  9. ^ (繁体字中国語)第一代自強號復出出包,三千旅客氣炸”. 中時電子報 (2010年7月5日). 2010年7月29日閲覧。[リンク切れ]
  10. ^ (繁体字中国語)「英國阿婆」頻出包 退出定期車班”. 中時電子報 (2010年7月6日). 2010年7月29日閲覧。 アーカイブ 2010年7月10日 - ウェイバックマシン
  11. ^ (繁体字中国語)「英國阿婆」威風代打 鐵道迷爭睹”. 中時電子報 (2010年7月26日). 2010年7月29日閲覧。[リンク切れ]
  12. ^ (繁体字中国語)退休老火車重出江湖 故障卡鐵道”. 公視新聞網 (2010年7月5日). 2010年7月29日閲覧。 アーカイブ 2013年12月14日 - ウェイバックマシン
  13. ^ (繁体字中国語)英國貴婦風華再現 鐵道迷追隨”. 自由電子報 (2011年3月11日). 2013年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月19日閲覧。 アーカイブ 2013年12月14日 - ウェイバックマシン
  14. ^ 台湾鉄道、初代特急でアヒルファン送迎 ラバーダックの基隆公開に備え アーカイブ 2013年12月14日 - ウェイバックマシン2013年11月22日,フォーカス台湾
  15. ^ 台湾鉄道レトロ特急電車復活運転 ファン大興奮 アーカイブ 2017年1月16日 - ウェイバックマシン2013年12月22日,フォーカス台湾
  16. ^ (繁体字中国語)黃色小鴨魅力大 第1代自強號復出 -自由時報 アーカイブ 2013年12月14日 - ウェイバックマシン
  17. ^ (繁体字中国語)ILLSMP鐵道攝影社 (2018年7月2日). “『盛夏-縱谷的華麗英國圓舞曲』活動專頁”. 2018年8月26日閲覧。 アーカイブ 2023年4月4日 - ウェイバックマシン
  18. ^ a b (繁体字中国語)EMU100型電聯車40周年鐵道社團向台鐵包車 アーカイブ 2018年8月26日 - ウェイバックマシン 2018-07-28,聯合報
  19. ^ (繁体字中国語)“「英國少女」變「英國阿婆」 復駛太操狂冒煙”. 壱傳媒. (2018年7月28日). オリジナルの2018年8月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180826214450/https://www.nextmag.com.tw/realtimenews/news/430192 
  20. ^ (繁体字中国語)風景不是很美麗嗎?沒有關係,我們慢慢走”. 台灣鐵道路透社 (2018年7月30日). 2020年2月22日閲覧。 アーカイブ 2023年4月4日 - ウェイバックマシン





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