俺、ツインテールになります。 用語

俺、ツインテールになります。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 09:06 UTC 版)

用語

属性力(エレメーラ)
ある事物に対する感情の高ぶり、情熱や興奮、愛着といった思い入れに相当するもの。いわゆる心の力、未知のエネルギー。多少失われる程度なら問題はないのだが、エレメリアンはこれを大きく超えるほどの量を必要としており、一気にこのレベルの量を失ってしまうと二度とその人間はその属性に対してアプローチが出来なくなる。具体的にはその属性を自力で作り出せなくなり、その属性で感情が動かされることがなくなる。属性力を奪われると過去の歴史にも影響し、過去のトゥアールの写真ではツインテールのはずのトゥアールがすべて現在の髪型に改編されている。各属性で強弱が決まっており、その中で最も大きなエネルギーがツインテールである。
究極のツインテール
1つの世界で1人のみが辿り着ける境地。一旦この存在になると、周囲が望む望まないにかかわらず、あふれるツインテール属性によってツインテールに目覚めていき、やがてその世界の人間すべてにツインテールが芽生える。しかし、それだけにとどまらず、この拡大は次元を超え全異世界にツインテールを芽生えさせることになる。
アルティメギルの技術流出は、ツインテールの戦士を作り出し戦わせ、ツインテール属性の拡大を図ったものと思われていたが、実際にはこの存在を作り出すための作戦であることが第9巻で明かされた。作り出せた場合、アルティメギルは世界の数に対する属性力の量を気にせず一斉に侵略を開始することが可能となり、フェニックスギルディはこの事態を危惧し、「戦いをやめろ」と総二に忠告した。
10巻において総二はこの存在になってしまうが、上記のケースは属性力の制御ができていない場合であり、正しく制御ができていれば、生まれ持った属性力とは別に属性力を内に増産し続けるいわば補助炉心としてツインテール属性を与え続ける。この時に溢れる属性力は原子がツインテールの形状をした究極物質・ツインテリウムとなり、レッドの体から吹き上がる。更に、1度属性力を完全に奪われた人間に対しても、新たにツインテールを目覚めさせる可能性が示唆されている。

テイルギア関連用語

テイルギア(空想装甲)
ツインテール属性を核とし、装着者の属性力と共鳴し生成される対エレメリアン用強化武装。深海や宇宙空間でも変わりなく運用出来る。変身時の掛け声・変身機構起動略語(スタートアップワード)は「テイルオン!」だが、口にしなくても変身可能である。体力が尽きると変身は自動的に解除されるが、エネルギーが切れた場合は例外でその場に倒れこむだけであり、変身も自動的に解除されない。
実はエレメリアンが流出させた技術で、意図的に性能限界が作られているものであったが、ペガサスギルディが独断で技術をトゥアールに譲渡、結果作られた現在のテイルギアは使用者の属性力とは別個に属性力を使用し、二つの属性力を共鳴させることでエレメリアンが調節した限界を大きく超える性能を獲得した。属性力の共鳴自体は知られていた現象であるが安定性に難があり、実用までもっていったのはトゥアールが初。このシステムをいわば逆輸入した結果がグラスギアやテイルギアTYPE-Pである。
フォトンサークル
首に装着。認識攪乱(イマジンチャフ)を展開する。
フォースリヴォン
髪飾り型デバイス。装着者の属性力の高まりに呼応して武器を生成する。また、ギア(≒ツインテール)の維持もこれで行っており、破壊されるとギアが解除され、実質的に再装着出来なくなる。
フォトンヴェイル
全身を覆う、テイルギアの構成素材である極軟性金属。
スピリティカフィンガー
握力を強化するグローブ。パンチ力は100トン以上。
スピリティカレッグ
膝下から足首まで覆うパーツ。キック力は150トン以上。
テイルブレス
テイルギアの変身前の形態である腕輪。ツインテイルズは普段からこれを常時装着しているが、他者からは認識されない。変身時にギア一式の形成を、変身後はテイルギアの出力安定装置となる。基地のメインコンピュータと連動し、稼働状況をタイムラグ無しで伝送。
属性玉変換機構(エレメンタリーション)
左腕にジョイントした属性玉の力を引き出す特殊装備。変換された属性玉の力は実体化してテイルギア各部に装填される。
属性玉多重変換機構(エレメアディッション)
第2巻で研究開発、第5巻で実装。属性玉変換機構を改造したもの。男の娘属性、性転換属性の2つの属性が互いに補完し合い、属性力のハイブリッドとしての強化を可能にした。ブルーとイエローのテイルギアには実装したが、テイルレッドのテイルギアは独自進化で未知の領域が多いため、見送られた。1度に1つずつしか使用出来なかった属性玉を、2つ同時に発動させられるが、テイルギアへの負荷が高まるため、使用は1日1回。
エクセリオンブースト
属性力を収束・開放する、腰に展開する増幅装置。
エクセリオンショウツ
長期戦用機能。素早く吸収、分子分解、大気に拡散が出来るが、諸々の事情により詳細は割愛されている。4巻で使用されそうになるが未遂に終わる。
フォトンアブソーバー
テイルギアを取り巻く精神エネルギーの防護膜。
属性玉(エレメーラオーブ)
エレメリアンが死亡後に残す属性力の玉。テイルギアに装着することで機能拡張ができるが、必ずしも名称と効力が一致するわけでない。
属性玉一覧
名称 効力 エレメリアン 使用者
人形属性(ドール) 敵の作った人形を無力化する。 リザドギルディ、フォクスギルディ ブルー
体操服属性(ブルマ) 簡単な重力制御ができる。 タトルギルディ
髪紐属性(リボン) テイルギアのリボンを翼に変形させる。 フォクスギルディ ブルー、イエロー
兎耳属性(ラビット) 跳躍力を強化する。 ラビットギルディ ブルー
学校水着属性(スクールスイム) 地面を水のように泳げるようにする。 タイガギルディ ブルー
項後属性(ネープ) 髪の毛を精密に操る。 クラブギルディ
巨乳属性(ラージバスト) 極限の弾力で攻撃の威力を倍加して跳ね返す。 リヴァイアギルディ イエロー
貧乳属性(スモールバスト) 鉄壁の防御膜を展開する。 クラーケギルディ ブルー
唇属性(リップ) 不明 パピヨンギルディ
文学属性(ブック) 敵の弱点を顔の前のスクリーンに映す。 オウルギルディ イエロー
三つ編み属性(トライブライド) 各人の武器を合体させた必殺の巨砲、フュージョニックバスターを作る。 ケルベロスギルディ レッド
脚属性(レッグ) 脚力を強化する。 フリイギルディ レッド、ブルー、イエロー
男の娘属性(ガールズボーイ) 属性玉多重変換機構を起動する。 アラクネギルディ イエロー
性転換属性(トランスセクシャル) スネイルギルディ ブルー
割腹筋属性(シックスパック) 物質を硬化させる。 シーラカンスギルディ
涎属性(スロバー) 不明 チェリーブロギルディ
邪険属性(クルール) カクタスギルディ
匂い属性(フレグランス) ラフレシアギルディ
被虐属性(マゾヒスティック) マンドラゴラギルディ
教師属性(ティーチャー) ユグドラシルギルディ イエロー
仮装属性(コスプレ) シケーダギルディ、モスキートギルディ
閉所属性(リミットスペース) アメーバギルディ
母属性(マザー) 超高速移動が出来るが、制御が難しい。 プテラギルディ
腰属性 不明 フラミンゴギルディ
複合
脚属性 + 兎耳属性 必殺技〈ヴォルティックジャッジメント・クレセント〉を発動。 - イエロー
巨乳属性 + 貧乳属性 必殺技〈リフレクション・バースト〉を発動。
貧乳属性 + 邪険属性 物質を感知させなくできる特性により、〈リフレクション・バースト〉を不可視の罠へと強化する。 ブルー
巨乳属性 + 邪険属性 イエロー
唇属性 + 涎属性 口から光線を発射する。 ブルー
項後属性 + 割腹筋属性 髪の毛で敵を拘束する。
プログレスバレッター
第4巻で装備。テイルレッド独自の強化武装。かつてはブルーであったトゥアールが使っていたもので、菱形で左右を引っ張ると三角になる一対の髪留め。薄く優しい銀色で、主張の強くない程度に柄が彫られている。普通のバレッタと異なり、ツインテールを結わえやすい作り。
変身の解けなくなった総二は美しいツインテールを維持するためにたゆまぬ努力を惜しまず、心身ともにさらなる高みへと到達。自らの内なるツインテールとの対話により、トゥアールのアクセサリをもって新たなる力を得る。フォースリヴォンと合体、テイルギアのツインテール属性の変換・流動システムに干渉し、「攻撃特化」と「速度特化」の二極集中進化をもたらす。また、プログレスバレッター自体も状況によって四つのモードに変形する。下記の2形態の他にフォーライザーチェインという形態もある。
ライザーチェイン
上結びツインテール攻撃特化戦闘形態。ツインテールの属性力の循環を止め、上体に集中させることで攻撃力を増幅。一方で、ギアの防御力は属性力の循環により発生しているため、防御力が下がる。
フォーラーチェイン
下結びツインテール速度特化戦闘形態。ツインテール属性力の循環を止めて下体に集中させることで脚力を増幅。さらにツインテールの毛先が地面についてしまうのを嫌う総二のこだわりにより、超加速を実現した。しかしライザーチェインと同じく循環が停止するので、防御力が下がる。両形態にいえることだが、循環が22秒以上止まってしまうとギアが暴走し、最悪使用者ごと爆発する。
ブレイザーブレイドツイン
ブレイザーエッジ
ブレイザーセイバー
プログレスバレッター
プログレスモード
中心から二つに分割、フォースリヴォンと合体。
シールドモード
小型の盾。左腕に装着。
ブレイドマイティモード
二刀のブレイザーブレイドと合体、ブレイザーブレイドツインへとパワーアップ。
スラッシュモード
炎の刃をまとったブーメラン。ブレイドマイティモードから分割、角度をつけて投げ放つ。
ライジングブレイザー
ライザーチェインとフォーラーチェインとの複合技。
アルティメットチェイン
総二が自身の属性力で生み出したテイルギア・ツインテイルギア、トゥアールの属性力が籠められたテイルギアの2つを合わせることで変身する最強形態。全身は前述のツインテリウムを纏っており、究極のツインテールの力は完全に制御されている。一撃でエレメリアンを倒すほど攻撃力が増している。また、究極のツインテールの性質として、ツインテール属性の正確な探知が可能。エレメリアンはツインテール属性を必ず持って生まれるため、ティラノギルディはこの能力を「天敵(アンチ)エレメリアン」と評した。
テイルレガリア
背中の6枚の翼のような形をした、分離可能な支援機。
テイルカリバー
複数の属性力を組み合わせて使用できる大剣。
ファイナルブレイザー
必殺技。
絶対服従首輪(アブソリュートリング)
第7巻で装着。イエロー独自の強化武装。慧理那の心の内で総二に着けてもらった首輪が具現化した物。
アブソリュートチェイン
迷いを振り切った慧理那が会得した強化形態。激烈なエネルギー消費と引き換えに、圧倒的な火力とパージ時における大胆な露出度を実現した。不足するエネルギーは、アブソリュートリングから延びるリードを介してテイルレッドより供給可能(そしてその分レッドが消耗する)。
ヴォルティックブラスターフォートレス
超合身巨大砲(スーパーユナイトウェポン)
コズミックジャッジメント
エターナルパッド
第8巻で装着。ブルーの進化装備(エヴォルヴアームズ)。自身のツインテールの起源を知り、これからの自身の在り方の覚悟を決めたとき、過去の総二からもらった胸パッドが変化したもの。
エターナルチェイン
精神的により強くなった愛香が会得した強化形態。胸の装甲はそのままだが、手足とリボンにブレードのような装備が付き、より攻撃的なスタイルになった。この状態では、基礎性能が派手に上昇したわけではないが、属性玉多重変換機構が計7箇所、最大7種同時発動が即座に可能なうえ、対峙する相手の属性力を自分の力として使用することも可能となる。しかし極度に疲労する副作用があり、現状3種同時発動より上は現実的ではない。
ウェイブランスエクシード
エクストリームウェーブ
エレメリアルバインダー
第13巻で装備。テイルレッドの進化装備(エヴォルヴアームズ)。
エレメリアチェイン
未知の強化形態。エレメリアンの全武装、全能力を使うことができるが、エレメリアンの精神と接続するため、精神的に不安定になる。
ブレイザーブレイドブレイカー
エレメリアセイバー
ドラゴニックブレイザー

トゥアールの発明

トゥアールが作成したツインテイルズ支援用の発明。トゥアールの趣味で変なオプションがついているものが多いが、それらが改正されることはほぼない。

トゥアルフォン
ツインテイルズが連絡を取り合うためのガジェット。形状はスマートフォンのようであり、会話の内容は部外者には違った音として認識させることが可能。
アンチアイカシステム (AAS)
愛香に対抗することを目的とした発明品の総称。しかし、実際はいずれも目的を果たすまでもなく愛香に幾度となく破壊されている。番号は漢数字算用数字混在。1巻につき一号登場するが、8巻では愛香が過去へと飛ばされる事件が発生したため、八号は欠番となっている。
一号・アンチアイカ一号
熱線銃。「ファイアー」の掛け声で発射。
テレビアニメ版一号・アイカフットバース
テレビアニメ版第3話に登場。格闘ロボット。
二号・アイカトラエール
肘掛け付きの拘束椅子。リモコン操作で手足の拘束枷が出現する。
三号・アイカカタメール
拘束スプレー。噴射すると爆発的に体積を増し、弾力を持つ水飴状となって対象を固める。
四号・アイカネムラセール
時限式噴霧型超強力催眠ガス装置。学生鞄に仕込めるサイズ。リモートで動作確認が出来る。
五号・アイカニュルニュール
携帯型触手キット。ティッシュ箱程度のサイズ。
六号・アイカウタワセール
盗み採りした愛香の声を合成して彼女の声で歌を歌わせる一種のボーカロイドのようなもの。
七号・アイカウチアゲール
スニーカー型。履けば成層圏まで打ち上げられる。
九号・アイカニコワサレルマエニニゲール
総二の部屋の扉を改造。愛香とトゥアールが突撃してくる前に、扉に足が生えてどこかへ逃走する。
十号・アイカヌガセール
光線銃。当たれば服のみ燃えるが、当然のように回避された。
十一号・アイカオサナクスール
牛乳パックのような容器に入った飲み物。愛香を幼女にするというトゥアールの欲望の元作られたが、飲ませることができなかったため、効果があったのかは不明。
十二号・アイカフヤース
帽子とゴーグルがあわさった様な機械で、これを被った人間は脳内の興奮物質を活性化されて暴力的になり、網膜を通したサブリミナルで愛香的な嗜好を植え付ける。深夜のノリで作った発明。
開発コードネームAASF
第5巻に登場。超巨大エレメリアン迎撃用という建前で構想段階にある発明品。名称は「Anti-Aika-System-Final」(アンチアイカシステムファイナル)の略称。赤いジェット戦闘機のスカイトゥアール、巨大なツインドリルと大小様々な火器で武装された黄色い戦車のランドトゥアール、潜水艦だが水圧対策(という建前)でやむなく冷蔵庫を横に並べただけのようなぞんざいな意匠の青いアクアトゥアールの計3機のテイルマシンからなる。これらが合体することで、トゥアールを模した顔を持つ巨大ロボ・双房合体トゥアールオーになる。その他、後述のスタートゥアール号を改造した支援・単独変形の二号ロボ化、更にトゥアールオーと合体しグレートトゥアールオーとなる構想もあるとのことである。
フュージョニックバスター
ツインテイルズ3人の個人武装を合体させた大型砲。外見は各武器を無理矢理合わせたような感覚も否めないものの、実際に合体武器のお約束として攻撃力は増加している。
人工衛星「ようじょ」
第3巻に登場。ツインテイルズサポートの要となる人工衛星。地表の全てをカバーするため、総二達に出会う前にトゥアールが打ち上げたメイン1基にサブ3基の計4基。エレメリアンの出現の察知、位置の特定を可能とする。内容の一部は「Y」と名付けられた極秘ファイルに保管されている。
スタートゥアール号
第5巻に登場。トゥアールが異世界を渡るのに使っていた戦艦。翼を付けたようなライトバンのようなフォルムをしている。

エレメリアン関連用語

エレメリアン
属性力が結晶し誕生した生命体。個々の名称は「モチーフになった生物名」+「ギルディ」といった体裁であり、モチーフは虫、植物など幅広い。属性力を糧とし、無くなると消滅する。知能や情緒が人間と同等に発達している。
往々にして大仰な言いまわしを好むが、話の中身は高尚からほど遠い「冒涜的」なこともしばしば。その恐ろしい姿に反して、騎士道、武士道的なものや人情的な部分を重んじている。自身が司っている属性力の属性に応じた趣味や嗜好、性癖を有しており、その様は人間で言うところの「萌えオタク」そのもの。戦士としての矜持や覚悟を示す儀式なども、それらを暴露される絶望と屈辱に耐えるという内容のものが多い。一見するとコミカルだが、彼らが己の司る属性に懸ける覚悟は本物であり、そのためには時として命を投げ出すことも厭わないが、逆にそれ故に本来の目的を忘れて個人の趣味に固執してしまうことも多い。
属性力の回収には「属性力の技術を与え、ヒーローを成長させ、属性が拡散しきってから回収」という戦略を用いており、幾多の世界を侵略している。属性力が奪われた世界は何の趣味嗜好もない無味乾燥した世界となる。人間からは属性力を奪うが、傷つけることは禁忌とされている。属性力を奪い尽くすことによって自分達が被る弊害(ツインテール属性ならば、ツインテールの実物が見られなくなってしまう等)についても関知しているが、生き延びるためにはやむを得ないこととして冷徹に割り切っている。
アルティメギル
エレメリアンで構成された組織。エレメリアンは精神生命体であるが故に個々の主張が強いため、各部隊で行動している。部隊名は後述の四頂軍を除き、「隊長の名称」+「部隊」といった体裁である。
アルティメギル四頂軍( - しちょうぐん)
首領直轄の4つの精鋭部隊。構成員は強者が多い反面、「問題児」と呼ばれる者も多い。
美の四心(ビー・ティフル・ハート)
をモチーフにしたエレメリアンの部隊。リヴァイアギルディ、クラーケギルディの敗北後、ダークグラスパーとともに派遣された。
貴の三葉(ノー・ブル・クラブ)
植物をモチーフにしたエレメリアンの部隊。男性がメインのエレメリアンの中でも珍しく女性のみで構成されている。全員が同僚をネタにしたボーイズラブをたしなんでいる。問題児ばかりのため、一部隊としてダークグラスパーがまとめ直轄とした。しかし彼女をして、「すべてのエレメリアンをかけ算してしまう恐るべき女傑の集まり」といわしめた。
死の二菱(ダー・イノ・ランヴァス)
古代生物をモチーフにしたエレメリアンの部隊。敵勢力の討伐を主な任務とする。美の四心の壊滅後、総二たちの世界の侵攻部隊としてやってきた。希有な属性力を核にして生まれたため、その力を制御できなかった者が集う、貴の三葉に負けず劣らぬ問題児部隊。
神の一剣(ゴー・ディア・ソード)
伝説の生物をモチーフにしたエレメリアンの部隊。首領自ら「最大最強の部隊」と呼ぶ。構成員全員が白いローブを纏い、幹部級クラスの戦闘力を持つ。この部隊が出動するとその世界は滅ぶとさえ言われ、事実この部隊の目的は侵略した世界をエレメリアンの拠点とすることである。
五大究極試練
アルティメギルが行う修練の中でも修めるのが非常に困難なものの総称。
スケテイル・アマ・ゾーン
通販で買ったものが1年間、透明な箱で梱包され届けられる修練。
ナニイー・テモス・ヴェイル
言うことなすこと全て滑らせ、周囲をしらけさせ、孤立する修練。
メロゲイマ・アニトゥラー
自分自身を題材にした創作作品を作り、他人に批評される修練。スワンギルディは自身を私立探偵にした小説を書いたが、フェニックスギルディの音読・校閲に堪えられず爆発四散しかけた。
テイルギアTYPE-P
トゥアールのテイルギアを見たペガサスギルディが開発したテイルレインフォーサーを核に、フェニックスギルディが自身の武器を変身デバイスとして装着する、ポニーテール属性で駆動するテイルギア。Pの文字には「phoenix」、「ponytail」、そして「prototype」と3つの意味が込められている。その意味の通り唯乃ことフェニックスギルディに受け継がれ、レッド、ブルー、イエローをまとめて圧倒するほどの戦闘力を発揮する。一方で試作品ゆえに安定性と稼働時間に難があり、唯乃の気力でそれを補っている。

地名・施設

アドレシェンツァ
総ニの自宅で未春が営業している喫茶店。道楽経営のため不定休。地下にツインテイルズの秘密基地がある。地球がエレメリアンに狙われたことに端を発し、中二病喫茶へと変容していく。店名(adolescenza)はイタリア語で「青年期」や「思春期」を意味する。
陽月学園(ようげつがくえん)
総二達が通学する私立学校。生徒数の多いマンモス校である。初等部から大学部まで一貫進学が可能。

  1. ^ 周囲が呼んでいるだけで本人の宣言ではない。
  2. ^ 畑健はTwitterでも、「この『俺、ツインテールになります。』って小説なのですが、本当に面白いので、是非、読んで欲しい。審査を忘れて、読んでる間、とにかく、ずっと笑ってたよ(笑)」と述べ、繰り返し称賛している[6]
  3. ^ 文庫未収録だったBD-BOX特典小説を加筆・修正し、文字通り「第4巻と第5巻を繋ぐ話」として再編集したもの。
  4. ^ 第7話では「生徒B」役で声の出演もしている。
  5. ^ 第7話では「ディレクター」役で声の出演もしている。
  6. ^ 水沢夢、小学館、第一興商、ポニーキャニオン、ダックスプロダクション、プロダクションアイムズ、レイ





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