仮面ライダーギーツ
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用語
- デザイアグランプリ
- 英字表記はDGP(DESIRE GRAND PRIX!)、略称はデザグラ。デザイアドライバーとIDコアを与えられて招待されたゲームプレイヤーの候補者たちが参加するジャマトから街の平和を守るための生き残りゲーム[43]。
- デザイアグランプリが終了するごとにジャマトに関する人々の記憶がリセットされるように設計されているが[注釈 12]、IDコアを手にすると忘れていた記憶が呼び覚まされる[ep 1]。オーディエンスからの公募でゲームマスターによって選定された出場者たちには「デザイアカード」が配られ、ゲーム前に望みをその裏面に記載し、最後まで生き残った勝者のみが「
デザ神 ()」となり、その望み(理想の世界)を叶えられる権利が手にできる[出典 12]。デザ神が願いを叶えると世界は作り変えられ、人々の記憶もリセットされる[ep 9]。また、エントリー権の譲渡はゲームマスターの許可があれば可能である[ep 18]。 - ジャマトが出現するとその地点を中心とした円形の範囲が赤い鉄条網の透明な壁・ジャマーウォールで隔離されてジャマーエリアとなり、出入りが不能となる。ジャマトが出現すると、スパイダーフォンから「GATHER ROUND」の音声と共に予告されるが、ラスボスの場合は予告なしでゲームが開始する[ep 15]。ゲームの都度ゲームマスターによってルールやミッション、勝利条件が設定され、強敵を倒したり、人助けなどをするとスコアが加算される[29][15]。ただし、出場者への攻撃は例外を除いて違反行為となっており、違反者はスコアが減点される[ep 17]。出場者同士の交渉による協力やバックルの譲渡は認められており、ミッションによっては他の参加者のアシストもポイント加算されるほか[ep 17]、各ライダーのサポーターが設定したシークレットミッションをクリアすることでバックルを手にすることもできる[7]。また、ゲームマスターの承認がなければ、ゲームクリアとはならない[ep 10]。
- ゲーム中のペナルティーやジャマトによるダメージはゲーム終了とともにリセットされる[ep 21]。
- デザイアグランプリの敗北は「退場」と「脱落」の2種類があり[4]、ゲーム中にジャマトの攻撃などによってIDコアが破損すると参加者が赤いノイズに包まれてレイズバックル以外が消滅し、「MISSION FAILED」の音声とともにデザイアグランプリから退場してしまい、現実世界でも失踪扱いとなる[ep 17]。また、ルール上、ゲームの進行状況や結果、病や負傷などの緊急の理由によって参戦不可能となってゲームから脱落すると「仮面ライダー失格」となり「RETIRED」の音声とともにIDコアが消滅し、出場者自身も青い光に包まれて消滅するが退場者とは異なり、デザイアドライバーは残される[ep 21]。脱落となった出場者は、デザイアグランプリに関する記憶を消されて元の生活に戻されるが[ep 24][ep 16]、デザイアカードに記載した理想を願う心を失う[ep 5]。
- デザイアグランプリの出場者が全滅するとゲームオーバーとなり、ジャマーエリアに存在する人々はジャマトによって根絶やしにされてエリアも消滅し、人々の記憶からも消される[ep 15]。
- 出場者以外の第三者にデザイアグランプリの情報を公開することは禁止されており、違反者は即脱落となる[ep 17]。
- また、特典としてミッションの合間にはデザイア神殿にあるサロンが無料で各種サービスを利用できるが、サロン内ではいかなる暴力妨害行為も禁止されており[29][43]、違反者は即脱落となる[ep 1]。また、サロン内にはトレーニングエリアもあり、水中や空中などで仮想ジャマトを相手に各ゲームに応じた特訓が可能となる。
- ゲームの活動時間に応じて「デザイアマネー」と呼ばれる通貨が配られ、コスチュームなどを購入したりすることは可能だが、バックルなどの装備品は実装されていない[ep 17]。
- その実態は、ライダーたちの活躍を遥か未来の存在であるオーディエンスが、現代の人々がギリシア神話や戦国時代をエンターテイメントとして楽しむように、過去の世界を舞台にその勝敗に一喜一憂するリアリティーライダーショーであった[ep 11][ep 28][47]。
- デザイアグランプリで犠牲になった人々の幸せは創世の女神の下へ集められ、それが勝者の大きな幸せに変換されていることや、その犠牲者の幸せを基にして生まれたのが英寿であることが明かされる[ep 19][20]。
- ジャマトグランプリ
- チラミからヴィジョンドライバーを奪ったベロバが開幕したジャマトが理想の世界を叶えるために人類と戦うゲームで、ラスボスであるニラムからヴィジョンドライバーを奪い、ニラムを倒した際にスコアが最も高かったジャマトは「ジャマ神」となって不幸の世界を叶える権利を手に入れることができる[ep 4][ep 31][226]。
- スコアは誰かの大切なものをあらゆる手段で壊すことで溜まり、夢や命、家族などそれぞれにスコアが割り振られており、デザイアグランプリに参加するライダーも敵役で倒すと1万点と設定されている[ep 31][226]。
- ペナルティは存在せず、協力・裏切り・妨害などのあらゆる行為が認められている。ただし、サポーターが直接ゲームに関与してはいけない。
注釈
- ^ 1・24・32話のみ。2 - 23,33 - 47,49話のクレジットは「運営ナレーション」と表記。
- ^ 24・32話のみ。25 - 31話のクレジットは「JGPナレーション」と表記。
- ^ ニラムから「世界の理を変えた、存在するはずのない男」と呼んでいる[ep 12]。
- ^ その現場には沙羅も居合わせていたが、景和は盲腸で病院に入院していた[17]。
- ^ a b 戦闘の描写は描かれていない。
- ^ バッファのように、自身を傷つけた場合でもチャージされる[69]。
- ^ これは英寿役の簡によるアドリブであるという[11]。
- ^ 「MAGNUM」「BOOST」「ZOMBIE」「NINJA」「MONSTER」「BEAT」。
- ^ この場合は「SET CREATION」の音声と共にデザイアドライバーにセットする。
- ^ テレビ朝日公式サイトではゴールデンロットレバーとの記述もある[要文献特定詳細情報]。
- ^ フィーバーフォームの際は、金色のマフラー・フィーバークロステール[79]。
- ^ 一般的に異世界転生作品では、主役たちは前世の記憶を持っているが、一般市民は知らないというのをイメージした側面もあり、現代ではSNSが発達して情報を誰でも拡散できるため、誰かが絶対に発信してしまうことから、記憶をリセットしないと、デザイアグランプリや仮面ライダーを知らない世界観が成立しないという[6]。
- ^ 19話のマスク割れのシーンでは実際にスーツを着用して演じている[21]。
- ^ 9話のオープニングクレジットでは「パンクロッカー」、16話のオープニングクレジットでは「仮面ライダーパンクジャック(声)」表記。
- ^ 18 - 23・25 - 33・35、36話では声の出演。
- ^ 22話のオープニングクレジットでは役名未表記。
- ^ 7話のオープニングクレジットでは役名未表記。
- ^ a b c d オープニングクレジットでは役名未表記。
- ^ 16 - 29話まではノンクレジット。
- ^ a b c d ノンクレジット。
- ^ 7話はノンクレジット。
- ^ オープニングクレジットでは「ライダーの男」表記。
- ^ テレビ朝日の公式サイト上では杉原輝昭と連名。[259]東映の公式サイト上においても当初は杉原との連名、のちに柴﨑貴行と坂本浩一の名前も追加された。
- ^ なお、スーパー戦隊シリーズを含むとチーフプロデューサーとしては『手裏剣戦隊ニンニンジャー』以来となる[43]。
- ^ 加藤、左納、泉田との連名時を除いてトップクレジット。
- ^ 35話以降は渡邉雅俊と表記。
- ^ 45話〜47話ではトップクレジット。
- ^ 40話ではトップクレジット。
- ^ 37話、38話は花房に代わりトップクレジット。
- ^ 39話・40話にて、伊藤と連名でクレジット。単独クレジットは41話より。
- ^ 邂逅編(2 - 9話)は英寿、景和、祢音、道長、孝人、泰斗、森魚。謀略編(10 - 15話)は英寿、景和(13話 - )、祢音(11話 - )、道長、一徹、ウィン、雪絵。乖離編(17 - 24話)は英寿、景和、祢音、道長、大智、冴で、ジャマト側に付いた道長と大智(22話 - )は背景が異なる。慕情編(34 - 37話)では英寿、景和、袮音、道長、大智、沙羅。創世編(39話 - 48話)では英寿、景和、祢音、道長。
- ^ 道長、大智。
- ^ 英寿とジーン、景和とケケラ、祢音とキューンからの手紙。
- ^ 毎回ルールが出せるようなストーリー展開にするため、ストーリーをルールから逆算して考えたり、方針を当初の内容から変更する場合もあるという[6]。
- ^ サブタイトルの「F」は「ファイナル」という意味があるという[5]。
- ^ 11月6日は『長谷工グループスポーツスペシャル 秩父宮賜杯第54回全日本大学駅伝対校選手権大会』(テレビ朝日・名古屋テレビ共同制作)放送のため休止[263]。
- ^ 2023年1月1日は『羽鳥慎一モーニングショー新春拡大スペシャル』放送のため休止[出典 13]。
- ^ 5月28日は北海道テレビの放送エリアのうち、道内オホーツク地方の18市町村(後述)のみ8時50分から10時55分までの間、網走局で発生した機器故障による停波の影響で、網走市、北見市、紋別市、美幌町、津別町、斜里町、清里町、小清水町、佐呂間町、湧別町、大空町、訓子府町、置戸町、遠軽町、興部町、雄武町、西興部村、滝上町のみ放送休止[267][268]。
- ^ 2023年8月6日は『第105回全国高等学校野球選手権大会 開会式』(朝日放送テレビ制作)放送のため休止。
- ^ テレビ朝日系列フルネット局が存在しない山梨県・富山県・福井県・鳥取県・島根県・徳島県・高知県・佐賀県・宮崎県を除く。
- ^ 『水曜どうでしょうclassic』の放送枠移動に伴い、2023年6月9日から8月25日までは放送日時を金曜 10:25 - 10:55に変更。同年9月5日から10月2日までは集中放送の形に移行し、33話 - 最終話を月曜 - 金曜16:20 - 16:50に放送した。
- ^ 高知県において仮面ライダーシリーズの遅れネットは、同局での『仮面ライダー剣』の遅れネット終了をもって長らく行われていなかったが、本作品の遅れネット開始により18年ぶりに復活した。ただし、次回作『ガッチャード』のネット予定はない。
- ^ a b テレビ朝日系列での放送が休止の場合、更新休止。
- ^ 25話から最終話まで。
- ^ 谷口布実演じるミメイによる変身[274]。
- ^ 第4話までは「音楽」とクレジット。
出典
出典(リンク)
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- ^ “最終話「黎明I:ここからがハイライトだ!」”. 仮面ライダーギーツ. テレビ朝日 (2023年8月27日). 2023年8月27日閲覧。
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