ルーカス・グローバー ルーカス・グローバーの概要

ルーカス・グローバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/16 06:10 UTC 版)

 ルーカス・グラバー 
Lucas Glover
基本情報
名前 ルーカス・グラバー
生年月日 (1979-11-12) 1979年11月12日(43歳)
身長 188 cm (6 ft 2 in)
体重 88 kg (194 lb)
国籍 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ・サウスカロライナ州
グリーンビル
経歴
プロ転向 2001年
成績
優勝回数 米国・6
メジャー:2009年全米オープン
初優勝 2005年ウォルト・ディズニー・
ワールド・リゾート・クラシック
世界ランク最高位 15位
賞金ランク最高位 21位(2006年)
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人物

グローバーは祖父の勧めによりゴルフを始め、サウスカロライナ州にあるクレムゾン大学の学生ゴルフ選手として活動した後、2001年からプロゴルファーになった。2002年6月、彼はニューヨークにある「ベスページ・ステート・パーク」内にある「ブラック・コース」(略して「ベスページ・ブラック」と呼ばれるゴルフコース、パー70)に予選会から出場し、この時は予選落ちに終わった。この年からPGAツアーの下部に位置する「ネーションワイド・ツアー」を回り始め、2003年にネーションワイド・ツアーの賞金ランキング17位に入ったことにより、2004年に初めてPGAツアーのメンバーとなる。しかし、2004年のPGAツアー賞金ランキングで134位にとどまり、次年度のシード権を確保できる125位以内に入れなかったことから、年末の「クオリファイイング・トーナメント」(シード権確保のための資格試験)を受験したこともあった。2005年10月、グローバーは「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート・クラシック」でツアー初優勝を果たす。この優勝で賞金ランキング28位に食い込んだ彼は、年間賞金ランキング30位以内の選手のみが出場できるツアー最終戦「PGAツアー選手権」にも初めて出場資格を得た。

2006年以後のグローバーはPGAツアーで安定した実力を発揮できるようになったが、優勝にはなかなか手が届かなかった。2007年には「プレジデンツカップ」のアメリカ代表に初選出され、チーム戦に初出場する。2009年の全米オープンで、グローバーは予選会から出場した。会場は7年前の初挑戦と全く同じ「ベスページ・ブラック」のコースだった。この大会は初日から雨天による中断と日程順延の連続で、最終ラウンドの終了が月曜日までもつれこんだ。グローバーは第2ラウンドを64(6アンダー)で回り、ここで一気に主導権を握る。最終日はなかなかバーディーを奪えずに苦しんだが、彼の最終スコアは 4 アンダーパー(-4, 69+64+70+73=276)となり、2位タイの3人(フィル・ミケルソンデビッド・デュバル、リッキー・バーンズ)に2打差をつけて優勝した。こうして、ルーカス・グローバーは4年ぶりのツアー2勝目をメジャー大会の全米オープンで決めた。その後、彼は同年8月の全米プロゴルフ選手権で単独5位に入賞し、10月のプレジデンツカップでも2回連続2度目のアメリカ代表選手を務めた。

ツアー優勝歴

PGAツアー

その他




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