ライカ M8 ライカ M8の概要

ライカ M8

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/17 23:04 UTC 版)

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Leica M8

撮像素子は左右に2枚のCCDを張り合わせるという高度な技術で18ミリ×27ミリ(2:3 2624×3936ピクセル)の1030万画素CCD, Kodak KAF10500を使用。撮影画角はレンズ焦点距離の1.33倍程度になる。 ローパスフィルターを装備せず、ソフトによるモアレ解消を行なう。ISO感度設定は、ISO160〜2500のマニュアル設定。マイクロレンズオフセットにより、画像周辺の口径食を防ぐ。

シャッターは電子制御式の金属縦走りのフォーカルプレーンシャッターで、最高1/8,000秒に対応。

8bitのDNG形式、またはJPEG形式での記録に対応する。JPEG記録時の色空間はAdobe RGB、sRGB、ECI RGBをサポートしている。

ファインダーは0.68倍で自動パララックス補正付き。ブライトフレームの表示は、24mm+35mm、28mm+90mm、50mm+ 75mmの2フレーム1組で、レンズを装着すると自動的に対応フレームが表示される。ベースの基線長は69.25mmで銀塩カメラの現行機種「M7」と同等。有効基線長は47.1mmになる。

露出計も内蔵する。マニュアル露出に加え、絞り優先AEモードも選択できる。レンズマウントには6bitコード認識用センサーを装備。レンズ側の6bitコードを読み取り、口径食の修正やレンズ情報のExif記録を行なう。

記録メディアはSDメモリーカードで、4GBまでをサポートする。PC接続用のUSB2.0インターフェイスを備え、PCからのコントロールにも対応。

2009年には35mmフルサイズのCCDイメージセンサを搭載した後継機M9が発売された。

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