ヤクルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 05:01 UTC 版)
古代
プリニウスの『博物誌』(79年頃)によると、ヤクルスは樹の枝から矢のように飛ぶ蛇である(第8巻85)。同時代のルカヌス(39年-65年)の叙事詩『内乱』(『パルサリア』)には、「飛ぶヤクルス」との言及があり(第9巻720)、また、樹上から射掛ける蛇が登場し、アフリカ人(カルタゴ等の北アフリカの住人)がヤクルスと呼ぶ蛇であると記されている(同822-827)。
中世
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セビーリャのイシドールス(6-7世紀)は、著書『語源』においてルカヌスを引用し、jaculus の語源は「投げる」 (jacto) であるとした(第12巻4:29)[1]。
脚注
- ^ a b 尾形 2013.
- ^ ローズ & 松村監訳 2004.
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