メタルマックス2 登場車両

メタルマックス2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/31 01:13 UTC 版)

登場車両

2Rでは戦車特性・エンジン特性・Cユニット特性が追加されたことにより、改造の幅が大幅に広まっている。また多人数で乗り込み一つの戦車を全員で運用するというシステムも加わったため、「最大乗車人数」というスペックも追加された。

バギー
元ガルシアの愛車。最初は滅茶苦茶に壊れているため、隣町まで砂漠を歩いて出かけてしまった修理できる人を探しに行かなければいけないイベントが、ストーリー開始直後の主要イベントとなる。
装甲車
ゲーム内では説明書に掲載されている装甲車の写真の名前欄の一文以外ヒントも無く、地面に埋もれているため存在が気付かれ難い。そこそこ優秀な戦闘車両で拡張性もあり、序盤から中盤に掛けての主戦力となる。強力な打撃力と硬い装甲を持つ賞金首「サイゴン」との遭遇さえなければ、グラップラーが封鎖していたベイブリッジ突破直後に足を伸ばして拾いに行くことができる。
野バス
大破壊前に運行していた無人バスが野生化し、走行を始めたという設定で、戦車ではない。野生化しているため敵として遭遇するが、序盤では高い防御力と体当たり攻撃が脅威となる。ただし本能的にバス停を見ると停まってしまう。1台だけ、捕獲して戦車として入手可能。非戦闘車両でありながら他の戦車と同等の働きを見せる。シャシー重量が軽いことから拡張性も高い。『2R』ではプレイヤーも体当たりを使えるようになった。
ウルフ
ゲーム中の企業、ブラドコーポレーション製。Rウルフ同様に赤い。当初は入手可能なエンジンの出力不足に泣かされる。『2R』では、ダブルエンジンの恩恵で中盤から重武装化可能。
ゲパルト
タイシャーの神社で御神体として祭られている戦車。最大守備力の割りにシャシー重量が重い。『2R』では対空能力と強力な電撃装備が特徴。
マンムート
洞窟内に放置されていたため傷みが酷い状態である。シャシー重量が大きいため全般的に扱い難い車体。『2R』ではダブルエンジン対応で重武装化が可能になり、強力な迎撃S-Eを固定装備できるようになった。
エレファント
高い防御力を持っているものの、重量が戦車中最大のため装備はあまり多く期待できない。『2R』では入手可能時期が大幅に早くなり、ダブルエンジン対応により装備を充実させられるようになった。

以下はバトー博士に作ってもらえる戦車。どれか1台を選ぶことができるが、強力な戦車ほど、より多くの鉄くずが必要になる(裏技を使わなかった場合)。

アビシニアン
裏技でレオパルドの性能を持ちながら12t未満の重量という軽量かつ高性能な戦車が作れる。
『2R』では、軽量な反面4種の中では唯一2人乗り。
ストラディバリ
アビシニアンについで軽くかつ火力が低めで、唯一迎撃能力を持つバージョンがある。固有兵装の個性が薄めなので、キャノンラッシュを生かしやすいといえる。
ティーガー
他のシリーズに登場するドイツ戦車がモデルの物と違い、オリジナルのデザインである。(強いて言えば、旧ソ連軍のアカーツィヤ自走砲と類似なフォームになっている)
守備力を最大限にまで高めることができるほか、色が他の戦車と大きく異なる。
『2R』では固有兵装の種類は少ないものの、デフォルトだとS-Eが3つ搭載できるため、火力面では強力である。
レオパルド
モデルはドイツのレオパルト2。レオパルト2A5、A6ではなく、A4以前の型。守備力が高い。
『2R』において、固有兵装の火力が一番高い反面、4種の中では一番重い。

以下のシャシーは、『2改』のレンタルタンクとして登場する。

38式
『2改』で追加されたオリジナルの戦車。登場時期と比較すると異常な威力の装備をしている。
ガントン
『2改』オリジナルの戦車。

以下のシャシーは、『2R』で追加された戦車。

ストレイドッグ
序盤で入手できるバイク型の戦車。初期重量が非常に軽い。
白バイ
とあるクエストで入手できるバイク型の戦車。ストレイドッグと比べると少々重めで、改造自由度が高い。
レンタルタンク
一定の条件を満たすことで、レンタルタンクを買い取れるようになる。『3』に登場した車種「スーパーカー」と「サイファイ」はレンタルタンクとしてのみ存在する。
ゼロ
一輪戦車というカテゴリの戦車。キャタピラが一つしかなくキャタピラの上に直接ボディが乗っている。

注釈

  1. ^ 前作『メタルマックス』においては、敵役「バイオニック・ポチ」として犬が登場していた[3]

出典

  1. ^ a b c d e 「8月情報号特別付録 スーパーファミコンオールカタログ'93」『SUPER FAMICOM Magazine』、徳間書店、1993年8月1日、44頁。 
  2. ^ 滝沢修 (2010年3月8日). “メタルマックスシリーズ”. Game Watch. インプレス. 2012年6月27日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 「メタルマックス」シリーズ座談会。原作者・宮岡 寛氏や初代プロデューサー・桝田省治氏ら4名が反主流RPGの成り立ちを語る”. 4Gamer.net. Aetas (2020年9月5日). 2024年1月19日閲覧。
  4. ^ 『ファミ通ゲーム白書2013 補完データ編(分冊版)』エンターブレイン、2013年。 
  5. ^ 『メタルマックス2:リローデッド』にファミ通DXパックが登場 - ファミ通.com
  6. ^ メタルマックス2:リローデッド Limited Edition (特典描き下ろしコミック付き)
  7. ^ メタルマックス2:リローデッド ファミ通DXパック (特典付き)
  8. ^ 『メタルマックス2:リローデッド 忘れえぬ人』は「Limited Edition」に既に含まれているので除く。
  9. ^ メタルマックス2:リローデッド Limited Edition ファミ通DXパック (特典付き)
  10. ^ a b c d e f g 「竜退治はもうあきた」とドラクエチームから巣立った男がメジャーを目指して26年。流行に逆らい続けたメタルマックスが追い求めたのはドラクエからの自由だった【宮岡寛インタビュー】 (4ページ目)”. 電ファミニコゲーマー – ゲームの面白い記事読んでみない? (2018年4月18日). 2024年1月18日閲覧。
  11. ^ a b 「メタルマックス」の25周年メモリアルトークイベントが開催。シリーズの生みの親,“ミヤ王”こと宮岡 寛氏ら往年のスタッフが開発秘話を披露”. 4Gamer.net. Aetas (2018年1月30日). 2024年1月19日閲覧。
  12. ^ a b メタルマックス2 まとめ [スーパーファミコン]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2017年11月18日閲覧。
  13. ^ a b メタルマックス2改 まとめ [GBA]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2017年11月18日閲覧。
  14. ^ a b メタルマックス2: リローデッド まとめ [DS]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2017年11月18日閲覧。
  15. ^ a b c 「ザ・テストプレイ」『Theスーパーファミコン』第4巻第5号、ソフトバンク株式会社出版事業部、1993年3月19日、18頁。 
  16. ^ a b c d e 「8月情報号特別付録 スーパーファミコンオールカタログ'93」『SUPER FAMICOM Magazine徳間書店、104–107頁、1993年8月1日。






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