ブライトリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 09:10 UTC 版)
その他
- ワックマン(Wakmann )- 1960~1970年代に存在したアメリカ市場向けブランド。詳細は「セカンドライン」を参照
- アビエーション(Aviation ) - 1980年代初期、既にブランドを売却したブライトリング創業家が未だ保有していた旧製品のパーツをチューリッヒにあったOllech&Wajs社に売却し、そこで組立てられ販売されたモデルに冠されたブランド名。
- ジン903(Sinn903 ) - 上記アビエーションと同様に旧パーツはジン特殊時計会社にも売却され、同社の903シリーズとして発売された。現903シリーズはその後継モデル。
クラブ・ブライトリング
ブライトリングジャパンが発行するユーザー特典。国内正規販売店で購入したユーザーにのみ無償提供されるサービスで、オーバーホール料金が通常価格の半額で受けられる他、定期会報やカタログの無料配布、新製品発表イベントである「メンバーズサロン」への招待、東京と大阪にあるスタジオブライトリングに併設されている「メンバーズラウンジ」への入室、オフィシャルサイト内にあるユーザー掲示板「メンバーズルーム」へのアクセスが可能。時計購入時に入会申請すると後日、会員の証であるメンバーズカードが郵送される。あくまで購入時特典であり譲渡は無効とされ、親子間での譲渡を除き住所以外のユーザー登録情報の変更はできない。
「メンバーズサロン」のフライトイベントでは自社チームの他、ブライトリングがスポンサードする選手が飛行することもある[15]。
なお、クラブ・ブライトリングはブライトリングジャパンが独自に展開するサービスであるため、日本国外のブライトリングにおいては正規品と並行輸入・中古品との間に正規メンテナンス価格の差は設けられていない国が多い。
航空界へのスポンサー活動
ブライトリング・ジェットチーム
民間最大規模となる7機のジェット機による曲技飛行隊「アパッチ・アビエーション」社とスポンサー契約して2002年 - 2019年にかけてブライトリング・ジェットチームを名乗っていた。運用機はL-39で、ブランドロゴをマークした機体で展示飛行を行なっていた。本拠地はフランスであり、パイロットもパトルイユ・ド・フランス出身者が中心。
ブライトリング・ウィングウォーカーズ
Wingwalkersを企画するAeroSuperBatics社とスポンサー契約を締結し、2011年よりブライトリングの名前でイベントを行なっている。飛行中のボーイング・ステアマン(複葉機)の上部主翼に固定された女性ダンサーがパフォーマンスを披露する。
ブライトリング・レーシングチーム
2009年に結成したレッドブル・エアレース・ワールドシリーズに参戦するエアレースチーム。 ナイジェル・ラムとフランソワ・ルボットがパイロットを務める。 ブライトリングはレッドブル・エアレース・ワールドシリーズのオフィシャルタイムキーパーでもある。レッドブル・エアレースが2019年をもって終了した事を受けて現在は活動していない。
Super Constellation Flyers Association
同社が保有するロッキード コンステレーションやダグラス DC-3にブライトリングのペイントを施し、招待客を乗せて飛行するイベントを行っている[16]。
その他、EXTRA社製 EA-300等を保有するフランス企業ともスポンサー契約を有し、乗客を乗せたデモ飛行や展示飛行の活動を行なっている。
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ブライトリング・ジェットチームのL-39
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ブライトリング・ウィングウォーカーズ(2011年)
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MXS-Rを操縦するナイジェル・ラム
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レストアされたロッキード コンステレーション
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デモ飛行をするEA-300SC『F-HXAL』
- ^ ブライトリングでは、機械式腕時計のほかにクォーツ式腕時計もクロノメーター取得を行っているが、他社では稀である。
- ^ a b c d e 『TIME OF LEGEND―THE BREITLING INSIDER』P2,15,42,164,255、2006年、レジスター。ISBN 978-4901638234
- ^ “1900年のLonginesの歴史 - 1900”. www.longines.com. 2021年2月2日閲覧。
- ^ “スペシャル ファースト オメガ リスト-クロノグラフ コレクション | OMEGA®”. Omega. 2021年2月2日閲覧。
- ^ 『Kōkoku no naka no udedokei : ude no ue no dezain』Nakamura, Shozo., 中村省三.、Wārudofotopuresu、Tōkyō、2010年、24,28,91,146-152頁。ISBN 978-4-8465-2817-1。OCLC 650209260 。
- ^ “第一次世界大戦による腕時計の軍隊での普及”. セイコーミュージアム. 2019年12月10日閲覧。
- ^ “Breitling Genève SAの会社登録情報”. 2014年5月3日閲覧。
- ^ “スイス連邦工科大学 商標データベース”. 2014年5月3日閲覧。 Marken の Marken Nr 2P-324703 を参照
- ^ “Montres Sicura SAの社名の変更履歴”. 2014年5月3日閲覧。
- ^ “KELEKとは”. 2014年5月3日閲覧。
- ^ “KELEKの企業登録情報”. 2014年5月3日閲覧。
- ^ “BREITLING CHRONOMETRIE SAの企業登録情報”. 2014年5月3日閲覧。
- ^ Breitling Acquires Historic Brand Universal Genève, MONOCHROME, 2023年12月12日
- ^ [1]
- ^ メンバーズサロン2015
- ^ Breitling DC-3
固有名詞の分類
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