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ヒダボタン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/22 00:54 UTC 版)

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  • ヒメヒダボタン Chrysosplenium nagasei Wakab. et H.Ohba var. luteoflorum Wakab. et H.Ohba[6] - 花は径2.7-3.5mmになる鐘形で、基本種よりやや小さい。萼裂片は長さ1.4-1.6mmで、黄色または黄緑色。雄蕊は萼裂片より短く、裂開直前の葯は黄色。ボタンネコノメソウ品種であるキンシベボタンネコノメに似る。岐阜県北西部の揖斐郡本巣市から福井県南東部の温見峠付近まで、滋賀県北東部の伊吹山地の西麓に分布する[5]
  • アカヒダボタン Chrysosplenium nagasei Wakab. et H.Ohba var. porphyranthes Wakab. et H.Ohba[7] - 花は径2.5-2.9mmになる鐘形で、基本種よりずっと小さい。萼裂片は長さ1.2-1.4mmで、赤褐色または暗紫色。雄蕊は萼裂片と同長か短く、裂開直前の葯は暗赤色。典型的なボタンネコノメソウによく似る。岐阜県西部の伊吹山地の東麓、岐阜県の養老山地、滋賀県・三重県鈴鹿山脈霊仙山から野登山にかけて分布する[5]

脚注

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  1. ^ ヒダボタン 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)
  2. ^ a b c d e f 『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.269
  3. ^ a b c d e 『日本の固有植物』p.71。なお、p.311の「ヒダボタン」の分布図.421は「ムカゴネコノメソウ」のものであり、誤りである。
  4. ^ a b c d 『改訂新版 日本の野生植物2』p.202
  5. ^ a b c d e f g h i j 若林三千男, 大場秀章「ネコノメソウ属ホクリクネコノメ群(ユキノシタ科)の一新種と群内の分類学的再検討」『植物分類,地理』第46巻第1号、日本植物分類学会、1995年、 1-27頁、 doi:10.18942/bunruichiri.KJ00001079075
  6. ^ ヒメヒダボタン 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)
  7. ^ アカヒダボタン 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)


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