ハーゲンローザー彗星 (168P)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 05:59 UTC 版)
天体との接近
ハーゲンローザー彗星は、近日点距離が2億1168万km(1.415AU)と、火星軌道の内側に入り込む程度の、近日点距離が遠い彗星であり、遠日点距離は木星軌道より外側の8億7216万km(5.830AU)である。このため、軌道が変化しない限りは地球には極端には接近しない。地球に前回最も接近したのは2012年9月25日の6327万km(0.423AU)であり、次回これほど接近するのは2087年9月24日の5086万km(0.340AU)まで待たねばならない[1]。
火星には、2026年4月26日にわずか930万km(0.062AU)まで接近する予定である[1]。
木星には、1980年11月14日に2816万km(0.188AU)まで接近しており、次回この程度まで接近するのは2123年1月5日の2337万km(0.156AU)である[1]。重力の強い木星に頻繁に接近するため、ハーゲンローザー彗星の軌道は長期的には安定しないと考えられる。
関連項目
- 周期彗星の一覧
- ハーゲンローザー彗星 (175P)
出典
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