ハビエル・カスティリェホ ハビエル・カスティリェホの概要

ハビエル・カスティリェホ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/21 21:36 UTC 版)

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はカスティリェホ第二姓(母方の)はロドリゲスです。
ハビエル・カスティリェホ
基本情報
本名 フランシスコ・ハビエル・カスティリェホ・ロドリゲス
通称 El Lince de Parla(パルラの山猫)
階級 ミドル級
身長 178cm
リーチ 183cm
国籍 スペイン
誕生日 (1968-03-22) 1968年3月22日(54歳)
出身地 マドリード州パルラ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 72
勝ち 62
KO勝ち 43
敗け 8
引き分け 1
無効試合 1
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来歴

1988年7月22日、20歳でプロデビュー。デビュー当時はウェルター級であり、1990年10月19日にはスペインウェルター級王座を獲得した。

1993年4月24日、WBA世界スーパーウェルター級王者フリオ・セサール・バスケスと対戦し、判定負けで王座獲得に失敗した。

その後、1994年1月11日にEBU欧州スーパーウェルター級王座を獲得した。同王座は4度防衛した後、1995年1月3日にローランド・ブーデュアニに9回TKO負けで王座から陥落した。

1999年1月29日、WBC世界スーパーウェルター級王者キース・ムリングスを2-0判定で下し王座を獲得した。同王座は5度防衛。大東旭と対戦する話も浮上したが、2001年6月23日にオスカー・デ・ラ・ホーヤの挑戦を受ける。このタイトルマッチはデ・ラ・ホーヤの5階級制覇[1]を賭けた試合となり、判定で敗れ王座から陥落した。

2002年1月11日、空位のEBU欧州ミドル級王座を獲得。

2002年7月12日、WBC世界スーパーウェルター級暫定王座決定戦でローマン・カルマジンを3-0判定で下し、王座を獲得した。同王座は1度防衛したあとに返上し、階級をミドル級に上げた。

2006年7月15日、ドイツでWBA世界ミドル級レギュラー王者フェリックス・シュトルムと対戦し、10回TKOで勝利して王座を獲得し2階級制覇を成し遂げた。

2006年12月2日、WBA世界ミドル級レギュラー王座の初防衛戦でマリアノ・カレラに11回TKOで敗れた[2]。しかし、ドーピング検査でカレラから違反薬物のクレンブテロールが検出された為、カレラは王座を剥奪され、カスティリェホに王座が差し戻された[3][4]

2006年12月14日、スーパー王者のジャーメイン・テイラーが王座を剥奪されたため、カスティリェホはレギュラー王者から正規王者に認定された。

2007年4月28日、フェリックス・シュトルムとの再戦で、12回0-3判定で敗れ初防衛に失敗し王座から陥落した[5]

獲得タイトル

  • スペインスーパーウェルター級王座
  • スペインミドル級王座
  • EBU欧州スーパーウェルター級王座
  • EBU欧州ミドル級王座
  • WBC世界スーパーウェルター級王座(防衛5度)
  • WBC世界スーパーウェルター級暫定王座(防衛1度=返上)
  • WBA世界ミドル級レギュラー王座(防衛0度=正規王座に認定)
  • WBA世界ミドル級王座(防衛0度)

  1. ^ オスカー・デ・ラ・ホーヤは最終的に2004年6月5日にミドル級も制覇することにより、史上初の6階級制覇を成し遂げる。
  2. ^ カスティジェホ防衛失敗 カレーラTKO戴冠 ボクシング総合ポータル「Box-on!」 2006年12月4日
  3. ^ カレーラ王座はく奪 カスティジェホ返り咲き ボクシング総合ポータル「Box-on!」 2007年2月25日
  4. ^ インターナショナルヘラルドトリビューン 2007年2月23日より
  5. ^ シュトゥルム復活 ドイツの2大世界戦はいずれも王座交代 ボクシング総合ポータル「Box-on!」 2007年5月1日


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