ノーマン・ボル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/01 01:54 UTC 版)
略歴
ウォーターフォード県のトラモアに生まれた。ダブリンのトリニティ・カレッジで医学を学んだ後、エディンバラ大学で植物学を学び1921年に卒業した。 在学中に第一次世界大戦が起こり、兵士として出征し、負傷を負った。卒業後、インドの森林局で1948年まで働いた後、キューガーデンで1958年まで働いた。
インドではアッサム、シロン、バリパラ(Balipara、現バングラディッシュ)の主任森林官などを務め、植物学者としてはインド周辺の草本植物の研究やキプロス、イラン、イラクの植物も研究した。1948年にアッサムの草本の研究によりトリニティ・カレッジから、Sc.D.(名誉博士号)を受けた。
1947年にエディンバラ王立協会の会員となり、インド国立科学アカデミーの会員であり、インド植物学会の会長も務めた。ロンドン・リンネ協会の会員を務め、1962年にリンネ・メダルを受賞した。
著作
- List of the Grasses of Assam, 1938
- Flora of Assam, 1940
- Floras of Cyprus and Iraq
- Manuals of Indian Botany, 1953
- Some Beautiful Indian Climbers and Shrubs, 1954
参考文献
- Nachruf von C. E. Hubbard im Kew Bulletin, 30, 1975, 1-10, Erste Seite bei JSTOR
脚注
- 1 ノーマン・ボルとは
- 2 ノーマン・ボルの概要
- ノーマン・ボルのページへのリンク