ニール・サリバン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/19 13:44 UTC 版)
経歴
1988年にウィンブルドンFCでプロキャリアをスタート。しかし、プロキャリアの船出は順風満帆とは行かず、出場機会に恵まれなかった。1991–92シーズン途中にクリスタル・パレスへレンタル移籍を経験、ここで2部ながらプロデビューを飾る。ウィンブルドン復帰後もゴールマウスは遠い存在だったが、1995–96シーズンから徐々に出場機会を増し、正GKを確固たるものにした。一方で、デビッド・ベッカムにハーフウェー・ラインからロング・シュートを決められた上に、このゴールがFAの1993年から10年間のベスト・ゴールに選定されるという不名誉な記録もある。
ウィンブルドンの降格に伴い2000-2001シーズンからはトッテナム・ホットスパーに加入。直ぐにレギュラーを獲得。その実力は当時のイングランド代表正GKデビッド・シーマンと同等、もしくはそれ以上と評価され「ブリテン島最高のGK」と評された。しかし、2002-2003シーズンは怪我と調整の失敗で出場ゼロに屈し、翌年チェルシーへ移籍。
チェルシーでも一度崩れてしまった調子を取り戻すのは難儀で、一年でリーズ・ユナイテッドへ移籍。
ポール・ロビンソンのリプレースを期待されたサリバンは、それをクラブ最優秀選手選出という形で表した。
2007年からレンタル移籍からの完全移籍でドンカスター・ローヴァーズに所属。
代表
スコットランド代表として28試合に出場し、1998 FIFAワールドカップのメンバーにも選出されている。
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