ニコン産業用・特殊用レンズの一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/18 23:29 UTC 版)
レイファクト
レイファクト(Rayfact )は栃木ニコンの産業用レンズブランドである。ニッコールとは名乗らない。
- レイファクト7倍 OFM70350HN-TS - 直筒タイプ。両側テレセントリック。使用波長域510-590nm。φ72mmP=0.75ねじマウント。
- レイファクト7倍 OFM70350HN-TS - 落射タイプ。両側テレセントリック。使用波長域510-590nm。φ72mmP=0.75ねじマウント。
- レイファクト3.5倍 OFM35162MN - 使用波長域400-700nm。φ67mmP=0.75ねじマウント、同軸落射鏡筒オプション装着時φ72mmP=0.75ねじマウント。
- レイファクト2倍 OFM20119MN(2006年発売) - プリンティング・ニッコール95mmF2.8Aをエコガラス仕様とした後継品種。基準倍率は1/2倍または2倍を取り付け方向によって選択可能。基準波長はe線(546.07nm)。使用波長は400nm-800nm。φ45mmP=0.75ねじマウント。アタッチメントはφ43mmP=0.5ねじ込み。
- レイファクト1倍 OFM10090MN(2006年発売) - プリンティング・ニッコール105mmF2.8Aをエコガラス仕様とした後継品種。基準倍率1倍。使用波長は400-800nm。φ45mmP=0.75ねじマウント。アタッチメントはφ43mmP=0.5ねじ込み。
- レイファクト PF10545MF-UV - AiUVニッコール105mmF4.5Sをエコガラス仕様とした後継品種。
- レイファクト25mmF1.4(2001年9月20日発売) - 産業用のメガピクセルCCDカメラ用レンズ。Cマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。
レイファクトIL
2006年に販売を終了したエルニッコールの後継品種。ただし鏡胴を全て金属製とし、絞り環固定ねじが装備されるなど産業用レンズの仕様になっている。
- レイファクトIL40mm PF4040ML(2007年7月30日発売) - エル・ニッコール40mmF4Nの後継品種。ライカLマウント。
- レイファクトIL50mm PF5028ML(2007年4月23日発売) - エル・ニッコール50mmF2.8Nの後継品種。ライカLマウント。
- レイファクトIL63mm OF6328ML(2007年4月23日発売) - エル・ニッコール63mmF2.8Nの後継品種。ライカLマウント。
レイファクトVL
プリンティング・ニッコールの後継品種。当初からラインセンサでの使用を前提として設計された。 イメージサークルφ62mm・使用波長域400-700nm・基準倍率において歪曲収差なし・φ55mmP=0.75ねじマウントは共通仕様である。
- レイファクトVL0.5倍 OFM05042MN - 実焦点距離119.3mm。基準倍率1/2倍。
- レイファクトVL0.7倍 OFM07052MN - 実焦点距離121.0mm。基準倍率0.7倍。
- レイファクトVL1倍 OFM10064MN - 実焦点距離123.9mm。基準倍率1倍。
- レイファクトVL1.4倍 OFM14074MN - 実焦点距離121.0mm。基準倍率1.4倍。
- ^ 『天体望遠鏡のすべて'81年版』の記載は「口径11cm焦点距離50cm」。
- ^ 製品カタログには前側アタッチメントがφ64mmであると記載があるが、前後ともφ67mmの現物が存在している。
- ^ 記載してある倍率数値は投影用レンズとしてのものであるから、撮影用レンズとして使用する場合は逆数で読み替えることになる。例えば基準倍率8倍の場合、撮影用レンズとしての基準倍率は1/8倍となる。
- ^ ただし『ニコンの世界第6版』の製品名は「プロニッコール」。
- ^ 撮影倍率1倍時、実効F値は無限遠時の2倍となる。
- ^ 現存し確認できているものとしてはNo.135443・No.135448が「β」で、No.135495では「M」刻印である。なお、製造番号の先頭4桁「1354」は捨て番である。
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