テディベア テディベアの歌

テディベア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 03:20 UTC 版)

テディベアの歌

1957年エルヴィス・プレスリーが「君のテディベアになりたい」と歌い、全米で7週間もの間1位を獲得した「テディ・ベア英語版」は、エルヴィス2作目の映画『さまよう青春』の挿入歌である。映画の制作時期にエルヴィスが「テディベアは大好き」とインタビューに答えたところ、ファンから大量のテディベアが届いたため、映画会社があわてて作らせて歌わせた逸話がある。その年のクリスマスにエルヴィスは数千個のテディ・ベアを国立小児麻痺財団に寄贈した。日本ではあまり馴染みがないため、TVシリーズ『フルハウス』の中でエルヴィス・ファンであるジェシーがミシェルのために歌う子守唄の原曲であることを知る人は少ない。シュタイフ社ではヒット曲にあやかり「The Elvis Bear」という限定テディベアを1994年に発売した。リボンにエルヴィスの写真がプリントされ、左足に「Elvis」の刺繍、そして体内に「Teddy Bear」のオルゴールが埋め込まれた製品となっている。なお、日本における訳詞版としては1958年発売の川路美樹(ミッキー・カーチス)の訳詞・編曲、ミッキー・カーチスの歌唱による「小熊のテデー」(後のCDへの収録時は「小熊のテディ」とも)、1977年発売の岡田冨美子の訳詞・服部克久の編曲・ビッグ・マンモスの歌唱による「こぐまのテディ」(フジテレビの『ママとあそぼう!ピンポンパン』で放送された)がある。

また、ジミー・ケネディ英語版が作詞、ジョン・ウォルター・ブラットン英語版が作曲した「熊ちゃんのピクニック英語版」(「くまちゃんのピクニック」とも表記される)という曲がある。日本ではきたひろし(服部公一)の訳詞、ボニージャックスの歌で1961年NHKの『みんなのうた』で放送された[6]


  1. ^ 財団法人日本玩具文化財団テディベアの歴史 若月伸一、佐藤豊彦「テディベアのすべてが知りたい」
  2. ^ 『マルガレーテ・シュタイフ物語』(磯みゆき著、ポプラ社、2011年6月)128頁。
  3. ^ 真野朋子『テディベア入門』(晶文社)
  4. ^ How to Choose a Teddy Bear: 11 Steps - wikiHow
  5. ^ 2007年2008年の筑波大学ページより。
  6. ^ 熊ちゃんのピクニック|NHK みんなのうた - 2020年5月30日閲覧。
  7. ^ 日本テディベア協会 10月27日はテディベア・デー


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