タジョン・ブキャナン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/03 03:45 UTC 版)
クラブ経歴
地元オンタリオ州のクラブチームでユース時代を過ごし、2014年に渡米。アメリカ合衆国サッカー連盟が運営するアカデミーを経て2017年にシラキュース大学に進学。2年間プレーし33試合出場12ゴール6アシストを記録。2019年にMLSスーパードラフトにエントリーを表明。1巡目9位でニューイングランド・レボリューションから指名された[1]。同年3月9日のコロンバス・クルー戦でプロデビュー[2]。2020年シーズンより先発に定着し、同シーズンは28試合3ゴールを記録。翌2021年シーズンも成績を伸ばし、同年のMLSオールスターゲームの出場メンバーにも選出。同年夏にはFCアウクスブルクが、ブキャナンの獲得を検討していると報じられた[3]。
2021年8月24日、クラブ・ブルッヘと4年契約を締結[4]。同年いっぱいはローン移籍の形でニューイングランド・レボリューションでプレーし、同年シーズンは自己最高の9ゴールを決め、MLSベストイレブンに選出。2022年1月より正式にクラブ・ブルッヘに加入。4月24日のロイヤル・アントワープFC戦で、移籍後初ゴールを決めた[5]。
2024年1月5日、インテルナツィオナーレ・ミラノに移籍した[6]。5月10日、フロジノーネ・カルチョ戦に途中出場し、72分に移籍後初ゴールを決めた[7]。
代表経歴
2021年3月に東京オリンピック出場権を賭けた北中米カリブ海予選に、U-23のカナダ代表で出場。グループリーグBで2位に入り準決勝に進出するもメキシコに敗れ、オリンピック出場はならず。同年6月に2022 FIFAワールドカップ・北中米カリブ海予選に向けてのフル代表に初招集。6日のアルバ戦で先発で起用され、フル代表デビューを果たし、試合も7-0で大勝。その後もカナダ代表は快進撃を見せ、2022年3月に1986年メキシコ大会以来の本大会出場が決定。ワールドカップ出場を決めた27日のジャマイカ戦では、前半44分にゴールを決め、本大会出場に花を添えた[8]。
人物
- ^ “Revolution take forwards Tajon Buchanan, DeJuan Jones in MLS draft”. Boston.com (2019年1月11日). 2022年4月27日閲覧。
- ^ “NEW ENGLAND VS. COLUMBUS CREW 0 - 2”. Soccerway (2019年3月9日). 2022年4月27日閲覧。
- ^ “アウグスブルク、カナダ代表タジョン・ブキャナンに関心”. キッカー日本語版 (2021年7月27日). 2022年4月27日閲覧。
- ^ “TAJON BUCHANAN SIGNS DEAL WITH CLUB BRUGGE” (英語). Club Brugge KV (2021年8月24日). 2022年4月27日閲覧。
- ^ “WATCH: Tajon Buchanan scores 1st goal for Club Brugge”. One Soccer.ca (2022年4月26日). 2022年4月27日閲覧。
- ^ Sessa, Francesco (2024年1月5日). “Adesso c'è anche l'annuncio, ufficiale Buchanan all'Inter: "È la scelta giusta, non vedo l'ora"” (イタリア語). ガゼッタ・デロ・スポルト. 2024年1月9日閲覧。
- ^ “終盤に畳みかけたインテルがフロジノーネに5発圧勝【セリエA】”. 超ワールドサッカー!. 2024年6月3日閲覧。
- ^ “カナダ、36年ぶりのW杯出場が決定 ジャマイカに4発快勝”. AFP通信 (2021年3月28日). 2022年4月27日閲覧。
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