ソフィ・カル
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評価
彼女の作品には自身や第三者の個人史や私生活を対象としつつも単なる事実の集積として提示するのではなく、日常あるいは特定の人物を少し変わった視点から捉え、ある場所に残された誰かの所持品・風景などを強調することで、存在やその歩んできた歴史が確かなものだという前提に揺さぶりをかけるものである。[17]
著作
(日本語文献)
- 『本当の話』、野崎歓訳、平凡社、1999年
脚注
注釈
出典
参考資料
- 『現代アーティスト事典 クーンズ、ハースト、村上隆まで──1980年代以降のアート入門』美術手帖編集部 (2012/10/3)
- 「ソフィ・カル「DEAD END」展から見える風景」、『富山大学芸術文化学部紀要』、13号、2019年、P62-68
- 「ソフィ・カルの苦痛への眼差し」、『Azur』、成城大学フランス語フランス文化研究会、20号、2019年、p119-138
- 「ソフィ・カルの作品は非美術的アートか」、『Azur』、成城大学フランス語フランス文化研究会、17号、2016年、p19-38
- 「ソフィ・カル <盲目の人々>論ー「距離」と「美」をめぐって」、『富山大学芸術文化学部紀要』、11号、2017年、p94-109
- 『ソフィ・カル:歩行と芸術』、慶應義塾大学アート・センター編、2002年
- ^ 「ソフィ・カル」、美術手帖 (2021/4/16閲覧)
- ^ “Sophie Calle PERROTIN” (フランス語). 2017年8月18日閲覧。.
- ^ Mary Kaye Schilling (2017年4月10日). “The Fertile Mind of Sophie Calle” (英語). The New York Times. 2017年8月18日閲覧。
- ^ ソフィ・カルが語る作品制作の姿勢(アティチュード)。「私の目的は『壁』と『本』」、美術手帖、2019年(2021/4/16閲覧)
- ^ a b 「ソフィ・カルの作品は非美術的アートか」、松本良輔、2016年
- ^ a b 「ソフィのリアルストーリー」、1999年、朝木由香、村井丈美、田中淳一訳
- ^ a b 「ソフィ・カル <盲目の人々>論ー「距離」と「美」をめぐって」、松田愛、2016年
- ^ 慶應義塾大学アート・センター
- ^ Sophie Calle、Hasselblad(2021/4/16閲覧)
- ^ *パリ狩猟自然博物館 (2021/4/16閲覧)
- ^ シャトー・ラ・コスト公式ウェウブサイト (2021/4/16閲覧)
- ^ a b 「ソフィ・カル「DEAD END」展から見える風景」、松田愛、2019年
- ^ 原美術館 (2021/4/16閲覧)
- ^ a b 「ソフィ・カルの苦痛への眼差し」、松本良輔、2019年
- ^ 「自己の癒しとしてのアート・プラクティス」 、松本良輔、2019年
- ^ 「ソフィ カル―最後のとき/最初のとき」-6/30[日]原美術館、ART iT(2021年4月19日閲覧)
- ^ 『現代アーティスト事典 クーンズ、ハースト、村上隆まで──1980年代以降のアート入門』P62 文:大森俊克
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