セルフアーカイブ セルフアーカイブの概要

セルフアーカイブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 07:10 UTC 版)

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セルフアーカイブは、オープンアクセス雑誌でのオープンアクセス出版に次ぐ、オープンアクセスを提供する一般的な方法である。この両者の方法を対比して、セルフアーカイブをオープンアクセスへの"green road"と呼び、オープンアクセス出版は"golden road"と呼ばれている。

セルフアーカイブは、Stevan Harnad による1994年の投稿 "Subversive Proposal" において、普遍的な実践方法として初めて明示的に提唱された。しかし、計算機科学者は少なくとも1980年代には公開FTPサーバーですでにセルフアーカイブを自然発生的に行っていた(CiteSeerを参照)し、物理学者は1990年代のはじめにweb上で行っていた(arXivを参照)。

eprintによる調査では、約91%の査読付き雑誌が、論文の著者にプレプリントやポストプリントをセルフアーカイブすることを認めている。ポストプリントをセルフアーカイブする権利が著作権に関する法律上の問題であるのに対し、プレプリントをセルフアーカイブする権利は単に雑誌の方針の問題[1]である。

参考文献

関連項目




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