ジョゼフ・ババンスキー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 16:17 UTC 版)
生涯
パリにて生誕。両親はポーランド人であったが、1848年にワルシャワからパリに亡命した。ポーランド名では「Józef Franciszek Feliks Babiński」(ユゼフ・フランチシェク・フェリクス・バビンスキ)と綴る。
1884年、サルペトリエール病院(Hôpital de la Salpêtrière)に職を得て、教授ジャン=マルティン・シャルコー(Jean-Martin Charcot)のもと、医長を務めた。1890年にパリ病院の医長となり、「ヒステリーは暗示によって起こる」とする説を展開した。1903年にバビンスキー反射を発見した。
フランス神経病学会の共同設立者の1人として名を連ね、1914年には医学アカデミーの会員に選出された。
関連書籍
- ジョゼフ・ババンスキー『ババンスキー 神経学の源流』万年甫 訳、東京大学出版会、1992年、ISBN 4130600222
関連項目
- バビンスキー反射
- レマーク(氏)反射 Remak's reflex, Remak Femoralreflex - エルンスト・レーマク
- 運動系
外部リンク
- 1 ジョゼフ・ババンスキーとは
- 2 ジョゼフ・ババンスキーの概要
固有名詞の分類
フランスの医師 |
アレクシス・カレル アントワーヌ・ルイ ジョゼフ・ババンスキー ジャンミッシェル・リヴィエール エドガール・ルロワ |
フランスの医学者 |
ルネ・ラエンネック アレクシス・カレル ジョゼフ・ババンスキー フランソワ・マジャンディー アンブロワーズ・パレ |
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