サラミス (キプロス島)とは? わかりやすく解説

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サラミス (キプロス島)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 22:30 UTC 版)

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キプロス島の古代十王国中のサラミス

サラミス古代ギリシア語: Σαλαμίς英語: Salamis)は、地中海の東部に浮かぶキプロス島の東部海岸にあった町である。現在は北キプロス・トルコ共和国に属するファマグスタの近くに遺跡がある。

歴史

古代ギリシャ時代から栄えた都市国家で、ローマ時代には聖パウロが第1回の宣教旅行でキプロス島を訪れた際に、サラミスと西海岸のパフォスに寄っている[1]。4世紀の地震で破壊されたサラミスはコンスタンティウス2世によってコンスタンチア(Constantia)として再建され、聖エピファニウス英語版がここで司教を務めている[2]。その後この町は衰退し、7世紀にはアラビア人の攻撃を受けて、ムアーウィヤにより破壊されて住民は現在のファマグスタへ移動した。

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関連項目

脚注

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  1. ^ 新約聖書』「使徒言行録」13章4節から12節。
  2. ^ サラミスの聖エピファニウス

外部リンク

座標: 北緯35度11分 東経33度54分 / 北緯35.183度 東経33.900度 / 35.183; 33.900




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