サラマンダー (ゾイド) キット

サラマンダー (ゾイド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/07 23:10 UTC 版)

キット

動力源はRPZ-01とF²では単3形乾電池二本、RZ-045では単3形乾電池一本。背部スイッチを入れることにより歩行する。連動ギミックとして頚部を上下動しながらクチバシを開閉し、尾を左右を振り、翼を上下に羽ばたかせつつ外翼部の後退角を可変翼機のように変化させる。絶妙なバランスにより、尻尾を支えとしない完全な二足歩行を可能としている。手動ギミックとしてはキャノピーの開閉(頭部・後ヒンジ)、バルカンファランクスの俯仰、2連対空レーザーの旋回のほか、背部に搭載した水平二連のミサイルはスプリングを利用した発射機能を持つ。アイアンコングTFゾイドと並び、ミサイル発射ギミックを持つ数少ないゾイドである。

RPZ-01 サラマンダー
1985年3月発売。成型色は大まかに本体がくすんだ青と灰色、主翼が灰色、ミサイル発射機が黒、キャノピーがクリアオレンジ、関節キャップが黒。
RPZ-14 サラマンダーF2
1989年10月発売。キットはカラーリングとシールの変更以外、旧サラマンダーと同一の形状である。カラーリングは大まかに本体がメタリックグレーと紺色、主翼が金メッキ、ミサイル発射機が白、キャノピーがクリアブルー、関節キャップが黒となっている。
RZ-045 サラマンダー
2001年4月発売。このキット以降、使用電池は単3形乾電池一本に変更された。2000年6月号から12月号にかけて『コミックGOTTA』誌上で行われたゾイド復刻希望投票でトップの票を集め再発売が行われた。
この復刻投票においてラインナップされたのはゾイドマンモス、ディメトロドン、デッドボーダー、ライジャー、サラマンダー、レイノス、ウオディック、アロザウラー、ゴルヘックス、ガンブラスターの10体[38]。同投票では中間発表においては1位がディメトロドン、2位がマンモスとなっていたが、編集部が気に入った投稿葉書には特別点数が加算される特別ルールが存在した[39]。最終結果ではサラマンダーが1位となっている。RPZ版と成型色の差異はない。また、旧仕様機も再現可能なように二種類のシールが同梱され、パイロットフィギュアも金メッキが施されている。パッケージにも旧モデルに使われた写真が旧大戦当時の姿として使われている。歩行をより安定させるため足の内側の安定板がRPZ版より大型化している。ゾイド一覧#発売順の一覧も参照。
アメリカのハズブロ社より海外版としても発売され、こちらでの商品名は「#045 Pteramander」。
サラマンダーボンヴァーン
成型色とシールを変更したサラマンダーおよび追加装備(旧シリーズの改造セット〈共和国側大型メカ用〉のうち長距離キャノン砲とアタッチメント類のみ)を同梱した商品となっている。成型色は大まかに本体が薄いエメラルドグリーンと黒、主翼が薄い水色、ミサイル発射機が黒、キャノピーがクリアオレンジ、関節キャップが黒、追加装備が黒となっている。
パイロットフィギュアは2体付属し、新シリーズの一般のキット同様、ダークグレーの成型色のままである。ロングレンジバレルキャノンは専用のアタッチメントを介し、通常機では背面に装備されている2連装ミサイル発射機と交換する形で設置される。

ゾイド一覧#発売順の一覧も参照。


注釈

  1. ^ ゾイドバトルカードゲームより。階級は記載されていない。
  2. ^ a b トミー刊「HISTORY OF ZOIDS」においては国家緊急法(X-Day)が発令されたZAC2033年から半年後に完成したする記述が存在し[8]、ゾイドバトルストーリーのものとは差異がある。
  3. ^ 学年誌『小学三年生』1985年6月号掲載時点では主翼をハイブリッドメタルで強化し、旋廻能力・機動力が向上した「翼強化型サラマンダー」の通称として扱われていた[15]
  4. ^ ただし、ノーマル状態において1万5000kmという航続距離は非武装時の数値として扱われる[5]
  5. ^ 一方で、コトブキヤより2017年11月に発売された「HMM ストームソーダー」の組立説明書においては量産できない理由付けが「惑星Zi大異変によって発生した磁気のアレルギー」へと改変されている。しかしながら、HMMシリーズの機体解説を手掛けたヤマザキ軍曹による『グレートメカニック』誌記事においては、「レイノスとサラマンダーは個体数の激減から主力の座を降りた」とする旨の説明文が掲載されている[19]
  6. ^ レーザー砲とした資料もみられる[16]
  7. ^ 漫画『ゾイドバトルコミック』においては経過が若干変更され、嵐によって駐機を余儀なくされたサラマンダーがダンカン将軍の部隊に包囲され、脱出を試みたところ撃破されている[29]
  8. ^ ただし、この作戦指令書の入手と、それに伴う一連の作戦はヘリック大統領の信頼を勝ち取り、謁見することで誘拐を目論んだゼネバス帝国軍フランツ・ハルトマン大尉の罠であった。この計画は大統領親衛隊員ローザ・ラウリの手によって阻止され、鹵獲されたデスザウラーもフランツの手によって爆破処理されることとなる[32]
  9. ^ a b c d e f g h i j ゾイド -ZOIDS- 邪神復活!〜ジェノブレイカー編〜 公式ガイドブック(2000年、小学館)[42]。なお、ゲーム画面中のひらがな表記・短縮名は、漢字表記・玩具キットの正式名表記(第2期シリーズの名称)で記載している。
  10. ^ 機体と武装の名称は『月刊コロコロコミック』誌2001年04月号で紹介された際のものであり、公式ファンブックでの記述は単にサラマンダーとなっている。
  11. ^ 機体名称の「」とは「FIGHTING FALCON」を略し、頭文字の「F」を一つに重ね読みした呼び方。
  12. ^ 西方大陸戦争においても投入されたとする資料が存在する[60]

出典

  1. ^ 電撃ホビーマガジン1999年3月号 1999, p. 149-150.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 公式ファンブック3 2002, p. 68-69.
  3. ^ a b c d 『RPZ-01 サラマンダー』トミー、1985年3月、商品パッケージ。
  4. ^ a b c 『月刊ゾイドグラフィックスVol.8 プテラス』タカラトミー、2008年8月、付属冊子。
  5. ^ a b c d e f g h i j k 戦闘機械獣のすべて 1986, p. 34-35.
  6. ^ a b c d e f HISTORY OF ZOIDS 1985, p. 42-43.
  7. ^ ゾイドバトルストーリー4 1988, p. 16.
  8. ^ a b c d e HISTORY OF ZOIDS 1985, p. 40-41.
  9. ^ ゾイドバトルストーリー 1987, p. 36-77.
  10. ^ 小学三年生1987年1月号 1987, p. 2- 掲載広告
  11. ^ 小学三年生1987年8月号 1987, p. 72-75.
  12. ^ 「パフィ・フィスト」『ゾイドバトルカードゲーム ブースターパックVOL.4』トミー、2001年3月発売、収録カード参照。
  13. ^ a b ゾイドバトルストーリー 1987, p. 6-7.
  14. ^ a b 『RZ-045 サラマンダー』トミー、2001年4月発売、商品パッケージ。
  15. ^ 小学三年生1985年6月号 1985, p. 12-14.
  16. ^ a b c d 小学三年生1985年6月号 1985, p. 30「TOMY ゾイド通信」(掲載広告)
  17. ^ ZOIDS情報 HOBBY NEWS 5』トミー、1985年、小冊子。
  18. ^ SUPER REAL ACTION MAGAZINE ゾイドグラフィックス VOL.9』トミー、1986年、小冊子。
  19. ^ グレートメカニックDX16 2011, p. 34-37.
  20. ^ a b 月刊コロコロコミック2001年4月号 2001, p. 34-37.
  21. ^ concept art2 2011, p. 79.
  22. ^ a b c d e f g h i j k l ゾイドバトルストーリー 1987, p. 35.
  23. ^ 小学三年生1986年6月号 1986, p. 25.
  24. ^ ゾイドバトルストーリー 1987, p. 10.
  25. ^ ゾイドバトルストーリー 1987, p. 17.
  26. ^ ゾイドバトルストーリー 1987, p. 46-49.
  27. ^ ゾイドバトルストーリー2 1987, p. 6-7.
  28. ^ ゾイドバトルストーリー2 1987, p. 10-11.
  29. ^ ゾイドバトルコミック 1988, p. 28-32.
  30. ^ ゾイドバトルストーリー2 1987, p. 46-49.
  31. ^ ゾイドバトルストーリー3 1988, p. 10-11.
  32. ^ a b ゾイドバトルストーリー3 1988, p. 16-23.
  33. ^ 小学三年生1989年4月号 1989, p. 53-55.
  34. ^ 『EZ-069 セイスモサウルス』トミー、2003年7月31日発売、組立説明書。
  35. ^ 「オフィシャルファンブックEX.7」『BZ-021 ディメトロプテラ』トミー、2003年12月25日発売、付属冊子。
  36. ^ 電撃ホビーマガジン2003年6月号 2003, p. 161.
  37. ^ てれびくん2001年10月号 2001, p. 56-57.
  38. ^ コミックGOTTA2000年6月号 2000, p. 572-573.
  39. ^ コミックGOTTA2000年10月号 2000, p. 170-171.
  40. ^ a b c HISTORY OF ZOIDS 1985, p. 28-29.
  41. ^ a b 戦闘機械獣のすべて 1986, p. 74-75.
  42. ^ a b c d 邪神復活 公式ガイドブック 2000, p. 61-70.
  43. ^ a b c 『RPZ-01 サラマンダー』トミー、1985年3月、商品パッケージ。
  44. ^ a b c d ゾイドバトルストーリー4 1988, p. 36-37.
  45. ^ a b ゾイドバトルストーリー4 1988, p. 20-23.
  46. ^ 月刊コロコロコミック2001年4月号 2001, p. 36.
  47. ^ 公式ファンブック3 2002, p. 20-23.
  48. ^ 公式ファンブック3 2002, p. 79.
  49. ^ 公式ファンブック3 2002, p. 112.
  50. ^ 公式ファンブック3 2002, p. 48-49.
  51. ^ a b c 「22 共和国ゾイド マーキュリー」『メカ生体ゾイド ウェファーチョコ』森永製菓、1987年、収録シール。
  52. ^ a b c d e f g h ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国』(2002年、トミー)ゲーム中のステータス画面および図鑑解説による。
  53. ^ 小学二年生1988年9月号 1988, p. 40-43.
  54. ^ a b 小学二年生1988年7月号 1988, p. 40-46.
  55. ^ a b 最強ゾイド改造図鑑 1989.
  56. ^ a b c d 『ZOIDS SAGA』トミー、2001年11月、ゲーム内ゾイド図鑑。
  57. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 『RPZ-14 サラマンダーF²』トミー、1989年10月、商品パッケージ。
  58. ^ 新ゾイドバトルストーリー 1990, p. 65.
  59. ^ a b 『SUPER REAL ACTION MAGAZINE ゾイドグラフィックスVOL18』トミー、1990年、小冊子。
  60. ^ 電撃ホビーマガジン2003年1月号 2003, p. 128-129.
  61. ^ 新ゾイドバトルストーリー 1990, p. 48-51.
  62. ^ 新ゾイドバトルストーリー 1990, p. 52-55.
  63. ^ 『DBOZ-17ギル・ベイダー』トミー、1989年10月発売、商品パッケージ。
  64. ^ a b c d e f g h i 『サラマンダーボンヴァーン』トミー、2003年11月27日発売、商品パッケージ。
  65. ^ a b c d e f g h i j k l m ゾイド改造マニュアル 2001, p. 28-29.
  66. ^ 小学四年生2001年7月号 2001, p. 30-33.
  67. ^ ゾイドバトラー雷牙・第2巻 2001, p. 75-83.
  68. ^ 小学六年生2001年6月号 2001, p. 172-173.
  69. ^ 小学四年生2001年8月号 2001, p. 31-33.





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