サイレントヒル3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/13 04:51 UTC 版)
ジャンル | ホラーアドベンチャー |
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対応機種 |
PlayStation 2 Microsoft Windows(日本国外) |
開発元 | コナミ |
発売元 | コナミ |
人数 | 1人 |
メディア | DVD-ROM 1枚 |
発売日 |
2003年7月3日 ・KONAMI The BEST 2004年7月1日 ・コナミ殿堂セレクション 2005年6月9日 |
対象年齢 | CERO:C(15才以上対象) |
その他 |
初回生産分に、8cmシングルCD「SILENT HILL 3 Special Mini Sound Track」が同梱された。ベスト版には同梱されていない。 日本国外ではWindowsにもリリースされた。 |
ゲーム概要
シリーズ第3作。『1』とストーリーが密接に繋がっており、方向性においても恐怖と異常性を追求した同一のものとなっている。
アクション面は今までのシリーズとほぼ変わらないが、走ったり攻撃を行う事でスタミナを消費するというシステムが追加されている。スタミナが低下すると移動、攻撃速度が低下するため、戦闘時の行動に今まで以上の慎重さが求められるようになった。また、敵がダウンした際に使用できる踏み付け攻撃が、前作までは即死攻撃だったが、今作ではそうではなくなった。
今作では穴や高い段差に向かって歩くと、着地できる高さならそのまま飛び降り、そうでないなら主人公が足を踏み外しかけてバランスを取ろうとする。その際に何も操作をしなければそのまま踏み留まるが、スティックを倒すなどで操作を続けてしまうと落下してゲームオーバーとなる(アクションレベルが低い場合は落ちることは無い)。また、ステージ中には即ゲームオーバーとなるトラップが登場しており、立ち入ってはいけない場所に進んだり、トラップを解除せず進むと即死してしまうポイントが随所にある。
ビジュアル面が更に強化されており、キャラクターのモーションや表情変化もよりリアルなものとなり、裏世界のビジュアルもおぞましさを増している。ムービーシーンもプリレンダリングではなく、全てリアルタイムムービーで進行する。
『1』や『2』とは異なり、ゲームの前半は所在不明のヘザーが住んでいる町が舞台となり、ショッピングモール、地下鉄、下水道、雑居ビルなどのステージを攻略していき、ヘザーの自宅を目指す。後半はサイレントヒルが舞台であり、『2』に登場した「サウスヴェイル地区」にある「ブルックヘイヴン病院」や、『1』に登場したレイクサイド・アミューズメントパークを攻略していく。最終ステージは教団が所有する教会で、そこには『1』に登場した部屋も複数ある。
なお、2012年に公開された映画『サイレントヒル: リベレーション3D』は、ストーリーや登場人物など本作と共通する部分が多い。
ストーリー
ショッピングモールに買い物に訪れていた少女ヘザーは、休日のざわめきの中ハンバーガーショップでうたた寝をする。奇妙な悪夢から目を覚ました彼女は父への電話中、見知らぬ中年の探偵ダグラスに声をかけられる。相手にせずその場を立ち去るが、一人になったヘザーが元の場所に戻るとそこに人気はなく異様な雰囲気に包まれていた。
探偵から逃れるうちにヘザーはとあるブティックへと入り込み、そこで恐ろしい怪物と遭遇する。必死で落ちていた銃の引き金を引き撃退するが、変貌した世界でヘザーはつぶやく。「私に何を思い出せというの?」何が起こっているのか想像もし得ないヘザーは、クローディアと名乗る謎の女の陰謀に巻き込まれていく。
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