グリュービンゲン 住民

グリュービンゲン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 10:27 UTC 版)

住民

グリュービンゲンの福音主義マルティンス教会と牧師館

宗教

宗教改革以後グリュービンゲンでは福音主義が多数を占める。現在のグリュービンゲン福音主義教会[4]は、当初はゲッピンゲン教会管区に属していた。しかし1972年1月1日にアウエンドルフ教会とともにヴュルテンベルク福音主義州教会ガイスリンゲン・アン・デア・シュタイゲ教会管区に移籍した[5]カトリック信者は隣町のミュールハウゼン・イム・テーレとともに固有の教会を成しており、これにホーエンシュタットの教会およびヴィーゼンシュタイクの教会を加えてゼールゾルゲエインハイト(司牧共同体)・オーベレス・フィルスタールを形成している。この司牧共同体はゲッピンゲン=ガイスリンゲン首席司祭区に属す。中心となるヴィーゼンシュタイク教会を拠点とする司祭がこれら4市町村を管理している。

人口推移

出典: 1970年以降のデータは、バーデン=ヴュルテンベルク州統計局のデータによる。

時点 人口(人)
1837年 933
1907年 926
1939年05月17日 945
1950年09月13日 1,248
1970年05月27日 1,467
1983年12月31日 1,709
1987年05月25日 1,836
1991年12月31日 2,317
1995年12月31日 2,351
2005年12月31日 2,204
2010年12月31日 2,067
2015年12月31日 2,200
2020年12月31日 2,213

行政

行政共同体

グリュービンゲンは、ドラッケンシュタイン、ホーエンシュタット、ミュールハウゼン・イム・テーレ、ヴィーゼンシュタイクとともに、オーベレス・フィルスタール自治体行政連合を形成している。

首長

無所属のローラント・シュヴァイカートは、2020年9月27日に4期目の再選を果たした[6]

議会

グリュービンゲンの町議会は10議席からなる。町議会は、これらの選出された名誉職の議員と議長を務める町長で構成されている[7]。町長は町議会において投票権を有している。

紋章

図柄: 緑地。左下向きの螺旋状のの雄羊の角。

かつての地元貴族の紋章である雄羊の角は、1930年からこの町の公用印に用いられている。シュトゥットガルト文書館館長の提案にしたがって、1958年に、アルブレヒト・フォン・グリュービンゲンが用いていた印章をモデルにして雄羊の角の紋章がデザインされた。町の旗は白-緑である。紋章と旗は1959年2月18日に内務署により認可された[8]

経済と社会資本

グリュービンゲン近郊のA8号線

交通

グリュービンゲンは連邦アウトバーン8号線によって全国的な道路網に接続している。グリュービンゲンを拠点とするバス会社がこの町と郡庁所在地ゲッピンゲンとの間を結んでいる。

町の西部をヴェンドリンゲン - ウルム高速線のボースラートンネルが通っている。

グリュービンゲン=ノールテル飛行場

第二次世界大戦の時代からすでにグリュービンゲン町内にグリュービンゲン=ノールテル・グライダー飛行場が存在しており、現在はアエロクルプ・ゲッピンゲン=ザラハ(航空クラブ)が利用している。2014年にゾンダーランテプラッツ(特別飛行場)への拡張がなされ、モーター駆動機に対応するための改修がなされた。

企業

グリュービンゲンには主に中小企業があり、その多くが手工業分野に従事している。最も大きな企業には、ともに成長するホーム・オフィスおよび子供用家具を製造し50カ国以上に輸出している「モル・フンクティーンスメーベルン」[9]や、100人以上の従業員を擁する「モル、ティーフ・シュトラーセンバウ GmbH & Co」(土木工事会社)[10]がある。1970年から2003年まではミュールハウゼンとの町境にコダックの工場があり、900人近くが働いていた[11]。この工場はミュールハウゼンとの町境にあったが、グリュービンゲン側が広く、ミュールハウゼンに属すのは小さな部分であった。現在この工場内には自動車産業の多くの企業が入居している。

教育

グリュービンゲンには基礎課程学校が1校あるだけである。上級の学校は近隣の市町村へ進学する必要がある[12]。幼児向けには町立の幼稚園が1園ある。


  1. ^ Statistisches Landesamt Baden-Württemberg – Bevölkerung nach Nationalität und Geschlecht am 31. Dezember 2021 (CSV-Datei)
  2. ^ Das Land Baden-Württemberg. Amtliche Beschreibung nach Kreisen und Gemeinden. Band III: Regierungsbezirk Stuttgart, Regionalverband Mittlerer Neckar. Stuttgart: Kohlhammer. (1978). pp. 348–350. ISBN 978-3-17-004758-7 
  3. ^ Fläche seit 1996 nach tatsächlicher Nutzung / Gruibingen (Kreis Göppingen)”. Statistisches Landesamt Baden-Württemberg. 2024年3月17日閲覧。
  4. ^ Evangelische Kirchengemeinde Gruibingen”. 2024年3月16日閲覧。
  5. ^ Evangelischer Kirchenbezirk Geislingen”. 2024年3月16日閲覧。
  6. ^ Wahlen / Bürgermeisterwahl Gruibingen 2020 / Übersicht und Details zur Wahl am 27.09.2020”. 2024年3月16日閲覧。
  7. ^ Mitglieder / Gemeinderat Gruibingen”. Gemeinde Gruibingen. 2024年3月16日閲覧。
  8. ^ Gruibingen / leo-BW”. 2024年3月16日閲覧。
  9. ^ moll Funktionsmöbel GmbH”. 2024年3月16日閲覧。
  10. ^ Moll, Tief und Straßenbau GmbH & Co.”. 2024年3月16日閲覧。
  11. ^ Mühlhausen / Kodak in Mühlhausen lebt im Meister-Stammtisch fort” (2014年12月6日). 2016年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月16日閲覧。
  12. ^ Schulen in Gruibingen”. Bildungsweb Media GmbH. 2024年3月16日閲覧。





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