カリグラフィー 技法

カリグラフィー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/12 02:52 UTC 版)

技法

角度を気にしながら、または、手本の本をよく見る。

用語解説

xハイト
その書体で基本となる文字の高さ。多くの場合、小文字のxの高さが基準となるためこう呼ばれる。多くの書体の場合、平らなペン先の幅の○倍、という形で示される。
ベースライン
文字の基本となる仮想の線。文字は視覚的にこの線上に並ぶように見える。
アセンダー
xハイトより上に突き出した部分。多くはたて棒であり、フローリッシュをつける場合もある。
ディセンダー
ベースラインより下に突き出した部分。アセンダー同様、フローリッシュをつける場合もある。
セリフ
文字を構成する線の端につくアクセント的な付属の画。
フローリッシュ
文字につける飾り。
マジャスキュール
大文字体。アセンダーやディセンダーがないか、あってもわずかで、文字の高さがほぼ均一なもの。
ミナスキュール
小文字体。文字ごとにアセンダーやディセンダーがあったりなかったりするために高さがまちまちである。多くの書体では、アセンダーとディセンダーの両方をもつのはfのみである。

その他

現代の英文において、書字の練習用に全てのアルファベットを含む文(パングラム)として、

a quick brown fox jumps over the lazy dog.

が用いられるが、8世紀〜9世紀のヨーロッパにおいて、同様の目的には

Te canit adcelebratque polus rex gazifer hymnis.

Trans zephyrique globum scamdunt tua facta per axem.

が使われていた。jkvwが欠けているが、当時アルファベットにはこれらの文字が含まれていなかったからである。

研究者








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