エストニアの教育
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/24 03:33 UTC 版)
教育内容
詳細は「Basic Schools and Upper Secondary Schools Act[4](Division1:Curriculum )」を参照。
教科
エストニアの学校教育において、必修の科目とされているものには、以下のものがある。
1) エストニア語, ロシア語
2) 外国語(第二言語としてのエストニア語,英語, ドイツ語,フランス語,ロシア語)
3) 数学
4) 理科(生物,地理,物理,化学,自然研究)
5) 社会(歴史,市民教育,個人・社会及び健康についての教育)
6) 美術・音楽
7) 技術・家庭科
8) 体育
学校保健
詳細は「Basic Schools and Upper Secondary Schools Act[4](Division3:Supporting development of students at school )」を参照。
健康教育
・健康教育は、社会の科目の中に位置づけられている。
学校におけるヘルスサービス
・学校は、児童生徒の精神面・身体面での健康を保証する。
・スクールナースによって、児童生徒に対するヘルスサービスが行われている。
・学校では、ヘルスルームを設けている。また、児童生徒の病院受診が必要な際に、家庭の経済状況によって保護者による送迎が困難な場合は、学校が病院に連れいていく場合もある。
学校給食
・学校の設置者は、児童生徒に学校給食を提供する。学校給食は、国家の予算に基づき、提供されるものとする。
OECD(生徒の学習到達度調査)
OECDにおけるエストニアの結果は、以下の通りである。
- 2006年調査(56の国と地域が参加)科学的リテラシー5位。
- 2009年調査(65の国と地域が参加)科学的リテラシー9位。
- 2012年調査(65の国と地域が参加)科学的リテラシー6位。デジタル数学的リテラシー9位。デジタル読解力7位。
- 2015年調査(72の国と地域が参加)科学的リテラシー3位。数学的リテラシー9位。読解力6位。
- 2018年調査(79 の国と地域が参加。OECD 加盟 37 か国,非加盟 42 か国・地域)、約 60 万人の生徒を 対象に調査を実施。)科学的リテラシー4位。数学的リテラシー7位。読解力5位。
- ^ a b “エストニア教育省”. 2020年12月27日閲覧。
- ^ “エストニア教育省(義務教育について)”. 2020年12月27日閲覧。
- ^ “エストニア統計局”. 2020年12月27日閲覧。
- ^ a b “Basic Schools and Upper Secondary Schools Act”. 2020年12月27日閲覧。
- エストニアの教育のページへのリンク