アレックス・ラング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/14 00:16 UTC 版)
経歴
プロ入りとカブス傘下時代
2017年のMLBドラフト1巡目(全体30位)でシカゴ・カブスから指名されプロ入り[1]。傘下のA-級ユージーン・エメラルズでプロデビューし、4試合に先発登板して0勝1敗、防御率4.82、13奪三振を記録した[2]。
2018年はA+級マートルビーチ・ペリカンズで23試合に登板して6勝8敗、防御率3.74、101奪三振を記録した[2]。
2019年はA+級マートルビーチで開幕を迎え、シーズン途中にAA級テネシー・スモーキーズに昇格した[2]。
タイガース時代
2019年7月31日にニコラス・カステヤノスとのトレードで、ポール・リチャンと共にデトロイト・タイガースへ移籍した[3]。移籍後は傘下のAA級エリー・シーウルブズへ送られた。この年は移籍前と合わせて27試合に登板して5勝13敗、防御率5.45、94奪三振を記録した[2]。
2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグのシーズンが中止となり[4]、公式戦の登板は無かった[2]。オフに40人枠に登録された[5]。
2021年4月10日にメジャーデビューを果たした[6]。この年メジャーでは36試合に登板して1勝3敗1セーブ、防御率4.04、39奪三振を記録した[2]。
2023年7月8日のトロント・ブルージェイズ戦ではマット・マニングとジェイソン・フォーリーが8回まで無安打無失点に抑え、9回に登板したラングも相手打線を三者凡退で抑えたため、球団史上9回目、そして初の継投によるノーヒットノーランを達成した[7]。
- ^ “Focusing on arms, Cubs find Lange at No. 30” (英語). MLB.com. 2021年9月5日閲覧。
- ^ a b c d e f MLB公式プロフィール参照
- ^ Jason Beck (2019年7月31日). “Tigers trade veteran OF Castellanos to Cubs” (英語). MLB.com. 2019年8月3日閲覧。
- ^ “2020 Minor League Baseball Season Shelved”. (2020年6月30日) 2023年7月9日閲覧。
- ^ Petzold, Evan. “Detroit Tigers protect four important prospects from Rule 5 draft” (英語). Detroit Free Press. 2021年9月5日閲覧。
- ^ “Tigers Place Julio Teheran On 10-Day Injured List With Shoulder Strain” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年9月5日閲覧。
- ^ Jason Beck (2023年7月8日). “Manning leads the way as Tigers combine to no-hit Blue Jays” (英語). MLB.com. 2023年7月9日閲覧。
- ^ 2021年9月27日のシカゴ・ホワイトソックス戦で計測
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