ひょっとこ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/10 09:34 UTC 版)
空調用ダクトのひょっとこ
冷暖房に使用するダクトの部材において、主管から分岐する場合に抵抗を減らすために風の流れる方向に広がった台形状の取り出し管のことを「ひょっとこ」と呼称する。吹き出し口に取り出す場合に、天井開口から作業できるように、内側から折り倒せるように加工した取り出し管を「内ひょっとこ」と呼称する。ともに取り出し部分にあたる鉄板がひょっとこの面の口のように飛び出していることからの呼称である。
脚注
関連項目
- 烏川耕一 - 吉本新喜劇の男優。その顔からひょっとことイジられるネタがあり、日向ひょっとこ大使にも就任した。
- L (DEATH NOTE) - 漫画『DEATH NOTE』の登場人物。映画2作目で素顔を隠すためにひょっとこの面をつけるようになり、次回作でも同様に面を使用することになった。
- 原田宗典 - 「火男の火」という戯曲を執筆している。
- まんが日本昔ばなし - 「火男」(1975年1月28日放送)というエピソードがある。
- 日向ひょっとこ夏祭り - 毎年8月に日向ひょっとこ踊りの全国大会が宮崎県日向市で行われている。
外部リンク
注釈
出典
- ^ a b 料治熊太『日本の土俗面』 徳間書店 1972年 96 - 100頁。全国書誌番号:75042261、NCID BN07080207。
- ^ 児山信一 『日本詩歌の体系』 至文堂 1925年 133 - 135頁
- ^ 石川純一郎『新版 河童の世界』時事通信社、1985年、207-209頁。ISBN 4-7887-8515-3。
- ^ 佐々木徳夫『狼の眉毛 陸前・陸中の昔ばなし』本の森、2004年、113-115頁。ISBN 4-938965-57-7。
- ^ 茨城県教育委員会 『岩瀬地区民俗資料緊急調査報告書』 1975年 80頁
- ^ “Vol.9 逢瀬ひょっとこ愛好会”. 郡山市 (2014年5月22日). 2017年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月22日閲覧。
- 1 ひょっとことは
- 2 ひょっとこの概要
- 3 空調用ダクトのひょっとこ
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