かぞえうた (Mr.Childrenの曲) 概要

かぞえうた (Mr.Childrenの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/24 05:27 UTC 版)

概要

前作『fanfare』から約1年5か月ぶりの新曲で、『花の匂い』から3作連続での配信限定シングルとなっている。着うたフルのほか、Mr.Childrenの楽曲では初となるPC配信(iTunes Storeのみ)も行われた。

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の救援および、復興の資金に充てるための曲として制作され、収益金は桜井和寿小林武史山形県新庄市出身)が発起人となっているNPO法人「ap bank」の基金「ap bank Fund for Japan」へ寄付される[2]

収録曲

#タイトル作詞・作曲編曲時間
1.「かぞえうた」桜井和寿小林武史 & Mr.Children

楽曲解説

  1. かぞえうた
    • シングルとしては25thシングル『掌/くるみ』に収録されている『掌』以来となるノンタイアップである。
    • レコーディングは、ライブツアー『Mr.Children Tour 2011 SENSE』の仙台公演[注 2]が開催される予定だった3月26日、27日に行われ、配信開始に先駆けて4月2日、3日に行われた同ライブツアーの真駒内セキスイハイムアイスアリーナ公演で初披露となった[3]
    • 桜井和寿は「何もかも失い、悲しみ苦しみに取り囲まれている状態でも、それでもやっぱり希望を探して数えていけたら…また人間にはそういう力があると信じたい。そんな希望の歌です。」「3月14日、メンバーが集まってのミーティング。『収益を義援金にあてる、そのための曲を作るのはどうだろう?』というアイデアがあがった。でも曲を作って人を感動させるという行為も、この災害を前に不純に思えてしかたなくて、どうしたらいいのか何日か悩んでいたのですが、ふと『かぞえうた』というフレーズが浮かんできて、それにできるだけ作為的でないメロディーをと考え、この歌に辿り着きました。」とコメントしている[2]
    • 大サビ部分を除き、歌詞が全て平仮名で表記されている。
    • 仙台放送の放送開始時のオープニング、および放送終了時のクロージングの曲として使用された。また、仙台放送『東日本大震災特別企画 ともに』のエンディング曲、および番組宣伝CMソングとしても使用された。
    • 17thアルバム『[(an imitation) blood orange]』に収録。

ライブ映像作品

かぞえうた

作品名
Mr.Children Tour 2011 SENSE
ap bank fes '11 Fund for Japan
Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-[注 3]

注釈

  1. ^ 日本人アーティストの楽曲では1位であった。
  2. ^ 仙台市に隣接する利府町セキスイハイムスーパーアリーナで開催予定だった。同館は発災翌日の3月12日より6月30日まで遺体安置所として使用された。
  3. ^ 2回演奏された。

出典






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