お水の花道 漫画『新・お水の花道』

お水の花道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 18:01 UTC 版)

漫画『新・お水の花道』

『お水の花道』の続編として、卯月八亮作画で『新・お水の花道−時をかけるチョウ』が、2012年8月から配信開始となる。

六本木の「CLUB Dream」のNo.1キャバ嬢・詩音は、プライドの高くNo.1であることを鼻にかけている。お客様が満足するお店からホステスが満足するお店になってしまったと、マネージャーは嘆いている。ある日突然、1969年にタイムスリップし、「グランドキャバレー ドリーム」のNo.1ホステスであり、詩音の祖母・千恵子(源氏名チャコ)に出会う。ドリームで働く中で、チャコから仕事の意味や守るべきルールなどを改めてしることになり、そこで成長していく物語り。

漫画『新・お水の花道』のストーリー

「CLUB Dream」のNo.1キャバ嬢・詩音は、プライドが高くNo.1であることを鼻にかけており、気に入らなければ指名客でもそっぽを向いてしまう。そんなある日、母の幸子から祖母が危篤だと電話がかかってきた夜に、珍しい蝶を捕まえようとすると見知らぬ場所に出てきてしまう。幼い女の子を背負っている女性に出会い、その女性の家で休ませてもらう。カレンダーやテレビ番組、女性の面影や部屋雰囲気からその女性が祖母の千恵子であり、幼い女の子は母幸子とわかる。自分が1969年にタイムスリップしたことを知る。

千恵子の家にしばらく居候することになり、そのかわりに千恵子の働くキャバレーで詩音も働くことになる。千恵子はチャコの名でお店に出ており、「グランドキャバレー ドリーム」のNo.1ホステスだった。詩音は、接客のシステムの違いに戸惑いながらも、お客が楽しんでもらえるように笑顔で応対することで、改めて接客の基本を感じ始める。そんな中、常連客の関とトラブルが発生し、千恵子から叱責されるが、詩音は千恵子の真意をくみ取り、トラブルを切り抜ける。そのことで、千恵子と詩音の絆が深まったところで、詩音は現在に戻ってくる。

現在に戻ってきた詩音は、浦島太郎状態ではなく、タイムスリップした翌晩の出勤時間となっていた。詩音は、「待ちんぼ姫」と陰口を叩かれている春奈に、千恵子からの教えを胸にフォローならいくらでもするから、頑張ろうと応援するようになる。

漫画『新・お水の花道』の登場人物

詩音(しおん)
主人公。本名は、福山詩音。23歳。六本木「CLUB Dream」のNo.1キャバ嬢。プライドが高く、No.1の自分がお客を選ぶという感じの接客態度。1969年にタイムスリップしてしまう。町中で偶然千恵子に遭遇し、千恵子の働くグランドキャバレーで働くことになる。
チャコ
六本木「グランドキャバレー ドリーム」のNo.1ホステス。本名は、千恵子。詩音の祖母。詩音にホステスのイロハを教える。
関(せき)
ドリームの常連。チェコを贔屓にしている。
春奈
六本木「CLUB Dream」のキャバ嬢。「待ちんぼ姫」と陰口を叩かれている、今ひとつぱっとしない。

  1. ^ 「お水の花道」既刊・関連作品一覧”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2019年6月11日閲覧。
  2. ^ 【完全新作!】新・お水の花道~時をかけるチョウ 1~ブックシェアで配信開始!”. ソニー・デジタルエンタテインメント 公式サイト. ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス (2012年8月4日). 2019年6月11日閲覧。
  3. ^ お水の花道 28歳ガケップチ / 城戸口静/原作 丹後達臣/ノベライズ”. 全国書店ネットワーク e-hon. 株式会社 トーハン. 2019年6月29日閲覧。
  4. ^ 『新・お水の花道』では、8話のゲストとして出演。
  5. ^ 『新・お水の花道』では、最終回のゲストとして出演。
  6. ^ 『新・お水の花道』では、第10回のゲストとして出演。


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