ざ‐ざい【座剤/×坐剤】
読み方:ざざい
「座薬(ざやく)」に同じ。
坐剤
(座剤 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/19 03:07 UTC 版)
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坐剤(ざざい)、あるいは坐薬(ざやく)とは肛門や膣に挿入して用いる医薬品の製剤である。医薬品を基剤に均等に混和して一定の形状に成型して、肛門または膣に適用する半固形の外用剤で、体温により溶けるか、軟化するか、又は分泌液で徐々に溶けるもしくは分散されるものと定義されている。
通常、油脂性基剤、親水性基剤を基剤とし、必要ならば乳化剤、懸濁化剤などを加え、これに有効成分を加え、混和して均等にした後、適当な形状に固化・成形する。溶解法、冷圧法、手工法によって調製される。
本来「坐」の文字を使うが、常用漢字表に掲載されていないため、「座」の文字を使い座剤、あるいは座薬と書かれることもある。英語では suppository といい、下に (sup) 置く (positoria) という言葉から来ている。
種類
適用部位による分類
- 肛門坐剤
- 痔疾用など局所作用を目的するものと、解熱鎮痛消炎剤のように全身作用を目的とするものがある。形状は、挿入しやすい紡錘形のものが多く、重量1 - 3グラム、長さ3 - 4センチメートルほどである[1][2]。
基剤による分類
基剤には、常温では固体であって、直腸内などで速やかに融解し、有効成分を放出するものが求められる。また、適用部位への刺激がないこと、アレルゲンとならないことも重要である[1][2]。
全身用坐剤
肛門坐剤の中には、全身作用を目的とするものがある。 坐剤を用いる利点としては次のようなことがあげられる。
類似の製剤
- 膣錠(膣坐剤)
- 注入軟膏
脚注
- 1 2 3 4 5 日本薬局方解説書編集委員会 (2021). “製剤総則 9 直腸に適用する製剤”. 第十八改正日本薬局方解説書. 廣川書店(条文は厚生労働省「日本薬局方」ページからも参照可能)“日本薬局方ホームページ”. 厚生労働省. 2026年6月19日閲覧。
- 1 2 3 4 5 花輪剛久・尾関哲也 編 (2021). 製剤学 (改訂第8版 ed.). 南江堂. ISBN 978-4-524-40365-2
{{ISBN}}: ISBNの値が不正です。理由:チェックディジット (説明) - ↑ Padma-Nathan H, Hellstrom WJ, Kaiser FE, et al. (1997). “Treatment of men with erectile dysfunction with transurethral alprostadil”. New England Journal of Medicine 336 (1): 1-7. doi:10.1056/NEJM199701023360101. PMID 8970933.
関連項目
座剤と同じ種類の言葉
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