オクタント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/10 09:01 UTC 版)

オクタント(英:Octant)は空間幾何学において、ユークリッド三次元座標系を座標の符号で8分割したもののうちのひとつである[1]。
二次元の四分円や二次元の直線に似ている。
解説
オクタントを命名する慣例として、オクタントの符号の表をつくることがある(例: (+, -, -), (+++))。(+, +, +)を表すものを第一オクタントと呼ぶことがあるが、他の7個の名称に関してはまだ定義されていない。(±, ±, ±) 表現を使う利点として、その明白さとより高い次元への拡張性がある。
次の表は、符号のタプルを列挙する方法のひとつを示している。マイナスを1とする二進数列挙は、簡単に次元を超えて一般化できる。プラスを1とする二進数列挙は、平衡三進法と同じ順番で定義できる。四分円でのローマ数字を使った列挙がグレイコードを使用しているので、オクタントの列挙もグレイコードを使用する。
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Little- and big-endian are marked by "<" and ">". |
脚注
- オクタントのページへのリンク