殺人者はライフルを持っている!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/20 14:05 UTC 版)
『殺人者はライフルを持っている!』(原題:Targets)は、1968年のアメリカ映画。
注釈
- ^ ドライブインシアターでの音声は、当初大型のスピーカーを設置するなどしていたが、近くではうるさすぎ、遠くでは聞こえにくいという問題があった。後に各区域に小さなスピーカーを設置し、それを車内に引き込んで聞くという形態が登場した。更に後には、カーステレオで音声を受信するという方式も登場した。
- ^ 原語では「Is that what I was afraid of?」、日本語字幕では「これが現実なのか」。
- ^ 本作のボビーはベトナム帰還兵という設定がある。
- ^ 1965年にも、16歳の少年がハイウェイ上の車を丘の上から狙撃し、3人の死者と10人の負傷者を出すという、本作の状況に似た事件が起こっている。
- ^ 腎臓を撃たれて重い障害が残り、後に死亡した1名と、被害者の1人の胎内にいた胎児を含めて16名ないし17名とする場合もある。
- ^ 事件前から激しい暴力衝動や頭痛を感じていたらしく、死後に解剖するよう遺書を遺していた。実際に、脳の視床下部から腫瘍が発見されており、これが影響していたのではないかともされているが、正確にはわかっていない。
- ^ コーマンの監督作品であり、ジャック・ニコルソンが出演した最初期の作品でもある。
- ^ 「サミー」は「サミュエル」の短縮形で、フラーのミドルネームは「マイケル」。
- ^ 本作はアメリカ映画では実質最後の出演作品でもある。
- ^ ホラー映画やSF映画にエクスプロイテーション映画といった、いわゆるB級映画を多く制作していた映画配給製作会社。コーマンも多くの作品に監督などで関わっている。
出典
- ^ Roger Corman & Jim Jerome, How I Made a Hundred Movies in Hollywood and Never lost a Dime, Muller, 1990 p 143
- ^ a b c “A New Kind of Monster”. SLATE (2013年8月21日). 2019年10月11日閲覧。
- ^ a b "「殺人者はライフルを持っている!」". 町山智浩の映画塾!. WOWOW。
- ^ Mass Murderers. Time-Life Books. (1993)
- ^ Ernest Mathijs; Jamie Sexton (2011). Cult Cinema. pp. 232. ISBN 978-1405173735
- ^ Lyndon W. Joslin (2017). Count Dracula Goes to the Movies: Stoker's Novel Adapted. pp. 13. ISBN 978-1476669878
- ^ a b “Bogdanovich Slays 'Targets' at Film Forum”. MOVIE CITY NEWS (2006年2月10日). 2019年10月14日閲覧。
- ^ Background and production information in accordance with the extensive audio commentary by Bogdanovich available on the MGM DVD release of the film.
- ^ Andrew Yule, Picture Shows: The Life and Films of Peter Bogdanovich, Limelight, 1992 p 32
- ^ Ebert, Roger. “Targets Movie Review & Film Summary (1968) - Roger Ebert”. www.RogerEbert.com. 2017年7月24日閲覧。
- ^ Targets - Rotten Tomatoes(英語)
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