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自性

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 07:08 UTC 版)

自性(じしょう、Svabhava、サンスクリット: svabhāvaパーリ語: sabhāvaチベット文字རང་བཞིནワイリー方式rang-bzhin)[1]は、物それ自体の独自の本性[2]、もの・ことが常に同一性と固有性とを保ち続け、それ自身で存在するという本体、もしくは独立し孤立している実体のこと[3]。根本的な性質、存在の本質を表す。西洋哲学実体に相応する概念である。


  1. ^ Dharma Dictionary (2008). rang bzhin. Source: [1] (accessed: January 29, 2008)
  2. ^ 精選版 日本国語大辞典『自性』 - コトバンク
  3. ^ a b c 岩波仏教辞典 1989, p. 354.
  4. ^ 岩波仏教辞典 1989, p. 628.
  5. ^ 仏性の「性」を表す: dhātuは種姓を表す「ゴートラ: gotraと同義とされる。[4]
  6. ^ Ruegg, D. Seyfort (1976). 'The Meanings of the Term "Gotra" and the Textual History of the "Ratnagotravibhāga"'. Bulletin of the School of Oriental and African Studies, University of London, Vol. 39, No. 2 (1976), pp. 341–363


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