リップグロス
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/20 18:48 UTC 版)
リップグロス (lip gloss) は、唇に使用する化粧品の一種[1]。唇に透明感や艶を与えるために用いられる[2]。単にグロスともいい、口紅に重ねて、あるいは単独で使用される[3]。
特徴
本体とブラシが別になっているものや、チューブ状のものなど、複数の種類がある[4]。
リップグロスは開発当初は固形状の商品だったが、液状のものが主流になっており「液状口紅」に含められる[5]。ただし、一般的な口紅とは処方が異なり、オイルの増粘剤としてワックス以外に脂肪酸デキストリンやシリカなどが使用されること、つやを出すためにポリイソブテンなどの高粘度のオイルが高配合されていること、色材の量が少ないといった特徴がある[5]。
粉分が多く、固くて発色がよい口紅に比べて、リップグロスは油分が多く、柔らかくて発色が控えめである[6]。口紅よりも気軽に塗れるというメリットがある一方で、落ちやすかったり、髪の毛が唇に付いて離れなかったりするというデメリットがある[6]。
香料など、刺激の強い成分が含まれているものもある[7]。艶を出すために使われる高分子ポリマーは、唇の乾燥を促進させる原因となる[7]。
合成着色料のタール系色素や防腐剤のパラベンは、発がん性やアレルギー、妊娠率の低下など、人体に有害であるといった指摘もあり、リップグロスを使用する際には安全面への配慮が求められている[8]。
普及
『マイナビウーマン』の2014年の調査によれば、45.2%の女性がリップグロスを使用しているという[9]。なお、女性がリップグロスを使用することについて、57%の男性は好感を抱いており、43%の男性は嫌悪感を抱いているという[10]。
脚注
出典
- ↑ 久保田 領志、秋山 卓美、五十嵐 良明「マイクロ波分解–誘導結合プラズマ質量分析法による化粧品中の微量金属不純物分析法の検討」『日本香粧品学会誌』第44巻第4号、2020年、doi:10.11469/koshohin.44.289。
- ↑ “違い分かる? 「リップクリームとバームとグロス」ぷる唇になる使い方”. 美レンジャー (2015年2月2日). 2016年3月14日閲覧。
- ↑ 萩野 亮「メイクアップ製品」『日本香粧品学会誌』第43巻第2号、日本香粧品学会、2019年、119-127頁、 doi:10.11469/koshohin.43.119。
- ↑ “ポーチ内の大惨事! リップグロスの液漏れを防ぐ簡単なテクニック”. LBR (2015年9月4日). 2016年3月14日閲覧。
- 1 2 半山 敦士「口紅とは?」『化学と教育』第58巻第5号、日本化学会、2010年、234-235頁、 doi:10.20665/kakyoshi.58.5_234。
- 1 2 “グロスはもう古い! 美容カウンセラーが伝授する「口元メイク」の最新トレンド”. WooRis (2015年7月13日). 2016年3月14日閲覧。
- 1 2 “口紅はオリーブオイルでオフ!? うるうるリップを叶える方法”. LBR (2016年1月2日). 2016年3月14日閲覧。
- ↑ “怖っ…「リップグロス」で悲惨なたらこ唇に!? 「要注意物質」2つ”. 美レンジャー (2015年2月4日). 2016年3月14日閲覧。
- ↑ “ルージュ派? それともグロス派? 働く女子の「リップメイク事情」”. マイナビウーマン (2015年1月22日). 2016年3月14日閲覧。
- ↑ “男のホンネに迫る! 女性の「リップグロス」って好き? 嫌い?”. マイナビウーマン (2014年12月28日). 2016年3月14日閲覧。
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