クィンタ・エッセンチアとは? わかりやすく解説

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クィンタ・エッセンチア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 01:20 UTC 版)

クィンタ・エッセンチア: quinta essentia)または第五精髄(だいごせいずい)は、中世ヨーロッパ錬金術キミア)の伝統で14世紀以降に発展した概念。月下界の四元素(火・空気・水・土)のほかに天界の元素として想定された第五元素(アイテール、エーテル)が、月下の自然物の深奥に閉じ込められたものと考えられた。生命の秘密を握ると考えられ、これをもとに普遍医薬が得られるかもしれないと信じられた。


  1. ^ R. J. Forbes, Short History of the Art of Distillation (Leiden: Brill, 1948/1970)
  2. ^ a b ヒライ「蒸留技術とイスラム錬金術」(キンドル版、2014年)
  3. ^ R. Halleux, "Les ouvrages alchimiques de Jean de Rupescissa," Histoire littéraire de la France 41 (1981), 241-277.


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