eBoostrとは? わかりやすく解説

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eBoostr

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/22 03:30 UTC 版)

eBoostr(イーブースタ) は、MDO社が開発・販売するシステムソフトウェアである。

概要

マイクロソフト社のPC用OSであるWindowsにおいて、Windows Vistaより搭載された新しい機能の一つである、ReadyBoost 及び SuperFetch の代替機能を提供するソフトウェアであり、フラッシュメモリーや空きメモリ領域をHDDキャッシュに割り当てるなどして、PCのパフォーマンスを高速化する。

ただし、技術自体は ReadyBoost と異なる為、Windows VistaだけでなくWindows 2000Windows XPWindows Server 2003/2008などにも対応する他、ReadyBoost との機能・性能面などでの差別化を図っている。

特徴

主なReadyBoostとの相違点は

  • 1~2GBの容量を推奨しており、4GB以上のフラッシュメモリも使えるが、2GB以上の領域は速度向上の効果が薄くなる。
  • 空きメモリをキャッシュに充てることが可能。RAMディスクと同じ機能である。
  • シェアウェアにノートブック向け、デスクトップ向けなどバージョン分けがされており、性能傾向に若干の差がある。
  • Ver.3では特定のアプリケーションを優先的にキャッシュする機能を搭載 / Windows Vistaへも対応している。
  • キャッシュの内容を閲覧でき、拡張子・パスで除外が可能
  • 暗号化を行わない場合、低い負荷で利用できる(Ver.4から暗号化を行うことも可能)
  • PCの電源を切っても書き込まれたデータは保持されるため、OS起動時の読み込みが高速化される(ただしeBoostrのサービスが起動するログイン画面あたりから)

などがある。

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