キュボロ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/04 09:14 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動キュボロ(cuboro)は、スイスのキュボロ社によって開発された玩具[1]。 木で作られた同じ大きさの立方体(1辺が5cm)に溝や穴が彫られており、組み合わせることで、付属しているビー玉(直径17mm)を上から落として下まで落ちる道を作る遊び[1]。
概要
1979年、スイスのベルンにおいて、Mattias Etter(マティアス・エッター)と心身に障害のある子どもたちとの間で生まれた遊び[2]が基となっている。これが発展し、Etterにより「子どもと大人たちのための玩具」として1985年に市場に発表された[2]。
日本へは2004年から輸入されており、2005年の愛知万博のスイス館に展示されていたことで認知度が高まった[3]。その後、2017年1月にNHK名古屋放送局の番組で将棋の藤井聡太棋士が幼少期に遊んでいた玩具として紹介され、藤井棋士が連勝を重ねて注目されていることもあり、全国的に有名になった[3][4][5][6]。
注意点としては、幼児がビー玉を飲み込んでしまうことが懸念される点である。慣れるまでは、必ず保護者が一緒に遊ぶことが必要である。
出典
- ^ a b 田端あんじ (2015年5月31日). “ナニコレ魔法!? レールを作りビー玉を転がして遊ぶ木のおもちゃ「cuboro/cugolino」動画がカッコいい!!”. pouch. 2017年5月18日閲覧。
- ^ a b “キュボロ(cuboro)”. 木のおもちゃ.jp. 2017年5月18日閲覧。
- ^ a b 油原聡子 (2017年6月26日). “将棋の藤井聡太四段という天才を育んだ秘密は幼少期のこの玩具にあり?”. 産経ニュース 2019年9月16日閲覧。
- ^ 村上政俊 (2017年5月16日). “またも勝利! 14歳棋士「藤井四段」驚異の17連勝快進撃の「軍事史的」分析”. 時事ドットコム 2017年5月18日閲覧。
- ^ 安達元一 (2017年5月5日). “14才プロ棋士・藤井聡太4段に見る「天才を育てる伝え方」”. Livedoor ニュース 2017年5月18日閲覧。
- ^ “藤井聡太四段の天才脳を育てた スイス製の立体パズル”. NEWSポストセブン. (2017年6月15日) 2017年6月23日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト(ドイツ語)
- 日本語による公式ウェブサイト
- cuboro - Facebook
- キュボロのページへのリンク